藤井七冠が6連覇=永瀬九段の猛追振り切る―将棋・王位戦

15

2025年09月10日 20:01  時事通信社

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

時事通信社

将棋の第66期王位戦第6局で永瀬拓矢九段に勝利して6連覇を果たし、感想戦に臨む藤井聡太七冠(左)=10日午後、東京都渋谷区の将棋会館
 将棋の藤井聡太王位(23)=竜王・名人・王座・棋聖・棋王・王将と合わせ七冠=に永瀬拓矢九段(33)が挑戦する第66期王位戦7番勝負の第6局が9日から東京都内で指され、10日、先手の藤井七冠が151手で勝ち、4勝2敗としてタイトル防衛、6連覇を決めた。藤井七冠の八大タイトルの通算獲得数は31期となり、歴代4位の渡辺明九段(41)に並んだ。

 難解な終盤戦から際どく抜け出した藤井七冠が、永瀬九段の猛追を振り切った。藤井七冠は終局後、「苦しい展開だったが、最後の最後に好転した」と説明。「シリーズ後半はなかなかうまくいかないところが多かったので、しっかりと振り返って次に生かしていきたい」と述べた。

 藤井七冠と6回目のタイトル戦で、またも及ばなかった永瀬九段は「出だしで3連敗して、楽しみは基本的に少ないかなと思った」と語った。 

このニュースに関するつぶやき

  • 永瀬九段の作戦範疇から藤井七冠が無理っぽいけど攻めに入って永瀬九段が受け潰しの形から最終局かと思ったけど形勢が触れて最後は竜で先手王手が敗着になるとは 香を黙って取る手が正解とは判らん
    • イイネ!1
    • コメント 1件

つぶやき一覧へ(9件)

ニュース設定