記者会見する公明党の斉藤鉄夫代表=12日午前、国会内 公明党の斉藤鉄夫代表は12日の記者会見で、大敗した7月の参院選の責任を取るとして辞意を示した西田実仁幹事長について、続投させる方針を明らかにした。自身の進退に関しても「党再生を果たすことこそが私の責務だ」と強調し、代表にとどまる考えを示した。
西田氏は参院選総括文書の取りまとめを受け、11日に斉藤氏へ辞表を提出。斉藤氏は慰留し、西田氏も受け入れた。
斉藤氏は会見で、西田氏続投の理由について「山積する課題を前に進めるには、豊富な経験と卓越した調整力が必要不可欠だ」と説明した。