【ヤクルト】石川雅規が46歳の来季も現役 200勝へM12 大卒初のプロ25年目シーズンへ

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2025年09月18日 05:00  日刊スポーツ

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巨人対ヤクルト 6回裏巨人1死一塁、岸田行倫を投ゴロ併殺に仕留め喜ぶ石川雅規=2025年8月7日

球界最年長のヤクルト石川雅規投手(45)が来季も現役を続行することが17日、分かった。球団は戦力として評価しており、来季も選手契約を結ぶ方針を固めた。通算188勝の左腕も現役続行に強い意欲を示しており、プロ25年目のシーズンに突入する。残り12勝と迫る通算200勝に、歩みを進める。


24年目の今季は4月9日阪神戦(甲子園)でプロ野球史上初となる24年連続勝利の金字塔を打ち立てた。ここまで7試合で2勝4敗、防御率8・23にとどまっているが、130キロ前後の直球でも精密なコントロールを生命線に、変化球も巧みに投げ分ける投球術は健在だ。バットでも8月7日巨人戦(東京ドーム)で田中将から中前打を放ち、投手ではDeNA三浦大輔(93〜16年)に続く史上2人目、新人からでは投手史上初となる24年連続安打の大記録をマークした。


大卒では初となる「四半世紀」に及ぶプロ野球人生となる。プロ25年目以上は山本昌氏(32年)工藤公康氏(29年)ら過去8人。その8人は全員が高卒で、青学大卒の石川は大卒で初めて25年の節目を迎えることになる。


向上心は尽きない。年齢に向き合いながら「球種1個増やすのって難しいよ」と試行錯誤し、打者を打ち取る術を磨き続けている。46歳で迎える来季も、マウンドに立ち続ける「小さな大投手」。25年目の進化を目指していく。


◆石川雅規(いしかわ・まさのり)1980年(昭55)1月22日、秋田市生まれ。秋田商から青学大を経て、01年ドラフト自由枠でヤクルト入り。1年目に12勝を挙げて新人王。08年最優秀防御率、ゴールデングラブ賞。開幕投手9度、2桁勝利11度。06、08年に球宴出場。24年連続勝利はプロ野球記録。00年シドニー五輪日本代表。167センチ、73キロ。左投げ左打ち。今季推定年俸4000万円。

このニュースに関するつぶやき

  • 2勝もしてるからねえ。先発投手では7番目の勝ち数なので当然だわね。他にクビにするピッチャーが山ほどいるわよ。クソ弱いチームで良かったわね。
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