西島秀俊、釜山国際映画祭でASIA STAR賞を受賞「新しい世代のために、より一層頑張りたい」

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2025年09月25日 13:56  ORICON NEWS

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「BIFF with Marie Claire Asia Star Awards」ASIA STAR賞を受賞した西島秀俊
 俳優の西島秀俊が、韓国・釜山で開催中の「第30回釜山国際映画祭」(26日まで)と世界的ファッション誌「マリ・クレール」が共同で主催し、シャネルが後援する「BIFF with Marie Claire Asia Star Awards」で、ASIA STAR賞を受賞した。同賞は「観客から最高の称賛を得た卓越した演技をしたアジア人俳優に贈られる賞」とされ、西島は本年、日本人として唯一の受賞となった。

【画像】デフォルメされたぬいぐるみと笑顔の西島秀俊

 西島はこれまで『CUT』(2011年)や日韓合作映画『ゲノムハザード ある天才科学者の5日間』(14年)で登壇したほか、昨年は審査員を務めるなど、同映画祭にはなじみ深い。今回は、主演映画『Dear Stranger/ディア・ストレンジャー』(監督:真利子哲也)が〈アジア映画の窓部門〉に正式出品された。

 ASIA STAR賞受賞にあたり、西島は「『Dear Stranger/ディア・ストレンジャー』のタイミングでこの賞をいただけたのは個人的にとてもうれしい。この賞を糧に、映画の未来のために、そして新しい世代のために、より一層頑張っていきたいと思います」と喜びを語った。

 西島とともに授賞式に出席した真利子監督は、「いろんな映画で見てきた俳優さんなので、このタイミングでの受賞を間近で見ることができてうれしいです。おめでとうございます」と祝福の言葉を送った。

 『Dear Stranger/ディア・ストレンジャー』は18日に公式上映され、西島が演じた「賢治」というキャラクターについて「感情移入しにくいところや好きになれないところもあると思いますが、皆さんが日常生活で感じる“やらなければいけないことと家族とのバランスの難しさ”など、どこか共感できるところを探してチャレンジしたいと思いながら演じていました」と語った。

 さらに、「共同体を離れて自分の本当にやりたいことをやれる時代になったことはとても素晴らしいこと。ただ同時に家族、地域、国など、いろんな共同体とのつながりが薄れていって、孤独になりつつもある。僕もそれをどうやって解決すればいいかわかりませんが、この作品に参加することで考えていきたい」と作品への思いを述べていた。

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