国分太一MCの「TOKIOテラス」終了を発表　「再開することはないと判断」MBSテレビ

MBSテレビは27日、大阪市の同局で秋の改編記者発表会見を開き、コンプライアンス違反で活動休止中の元TOKIO国分太一（51）がMCを務め、放送を休止していた「TOKIOテラス」（土曜午前6時）の終了を発表した。後継番組については調整中としている。

同局の八木航平総合編成部長は、株式会社TOKIO、STARTO ENTERTAINMENT社からの説明が「お伝えできることはない。（コンプライアンス違反は）何も知らされていない」などとまったく進展がなく、「現状、番組を再開することはないと判断し、終了しました」と説明した。

国分の出演シーンについて収録済みのものはお蔵入りとなる。

休止は3カ月に及んだが、損害賠償を求めるつもりはないという。同局の田淵伸一総合編成局長は「STARTO社だから待っていたという認識はない」とした。

同番組を巡っては、6月20日に国分のコンプライアンス上の問題行為発覚を受け、翌21日の放送を取りやめ。24日には、「当面の間、放送を休止致します」と公式サイト上で発表していた。

同社の虫明洋一社長は7月、STARTO ENTERTAINMENTが謝罪に訪れたものの、「その先が見えないような説明を受けたのが事実」と困惑。「新たな情報が寄せられたところで、わが社、MBSグループの人権的な憲章と照らし合わせて、再開に値するかを判断する」と説明していた。