矢沢永吉が激白、キャロル解散の顛末「そりゃ解散しますよ」の言葉に込められた意味

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2025年09月27日 12:15  日刊スポーツ

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矢沢永吉(2014年5月撮影)

ロックシンガー矢沢永吉(76)が26日放送のニッポン放送「矢沢永吉のオールナイトニッポンGOLD」にスペシャルパーソナリティーとして出演。矢沢がフロントマンを務めたロックバンド「キャロル」解散の顛末(てんまつ)を明かした。


「キャロルをつくったのが23(歳)ぐらいですから。亡くなっちゃったけど、ジョニー大倉、内海利勝、ユウ岡崎、矢沢永吉。4人いましたね。23だ24だ、そんなもんですよ。ガキですよ、ガキ」と切り出した。


「そのガキと小僧が集まって、言いたいこと言ってわがままで、ぶつかって。だからロックバンドは格好いいんですよ。この、ぶつかる、わめく、自分を通そうとする。それで『ファンキー・モンキー・ベイビー』とか『ヘイ・タクシー』とか、格好いいロックンロールができてくるわけですよ。2年半、3年いかなかったかな」と当時を振り返った。


そして「そりゃ解散しますよ。ガキが集まって右だ左だってやってるわけですから。その2年半の出した、残した作品、めちゃいいです。叫びがあるし」と語った。


その上で「でも人生って面白いですね。そうやって解散、2年半。僕? 僕はもうあわくっちゃって。みんなが『辞めたい』って言った時。『ちょっと待てよ。やっとキャロルっていうのがいくときかもしれないのに、辞める? お前らバカじゃねーの? これからだよ』って言っても、いくら説得しても気持ちが離れていたね」と当時を回想。


続けて「『いや永ちゃん、俺たち辞めたいんだ』って。僕、その時、この先どうしようかと。ピンでやれるのか? それから2、3週間眠れなかったですね」と打ち明けた。結局、キャロルは72年にデビューし、75年には解散した。


矢沢は今年がソロデビュー50周年。今月24日には6年ぶり通算35枚目となる最新オリジナル・アルバム「I believe」をリリース。番組では同アルバムの曲が複数放送された。


同番組のパーソナリティーを務めるの07年9月20日以来18年ぶり。進行はニッポン放送の東島衣里アナウンサー、ゲストは元テレビ東京のプロデューサー佐久間宣行氏。

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  • そのガキと小僧が集まって、言いたいこと言ってわがままで、ぶつかって。だからロックバンドは格好いいんですよ。そうね。しかし近年のバンドはそういう雰囲気があまり無いかな。
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