
自民党総裁選をめぐり、小泉進次郎農水大臣に好意的な内容を動画サイトに書き込むよう陣営の幹部側が関係者に要請した問題で、小泉氏は改めて「同じようなことをもう二度と起こさないように、緊張感を持って最後まで戦い抜いていきたい」と話しました。
この問題では、自らの事務所関係者が、動画サイトへの書き込みを要請した牧島元デジタル大臣がきのう、陣営内の広報担当を辞任していますが、小泉氏は牧島氏と直接電話でやりとりをし、陣営の責任者である加藤財務大臣と相談した上で、辞任する意向を受け入れたということです。
小泉氏はきょう、郵便局の関係者らと意見交換しましたが、記者団から郵政民営化を進めた父・小泉純一郎氏を引き合いに郵便局のあり方についての方向性を問われた小泉氏は、「『父がやったことだからびた一文変えさせない』とそういう姿勢の総裁のもとに、一致団結なんかできない」と話し、「何が日本にとって一番いいのか、そのことを純粋に追求する」としました。