
今日10日は西高東低の気圧配置に変わり、日本海側は雨や雷雨。北海道は平地でも雪が降りそう。全国的に風が強まり、沖縄は台風26号の影響でうねりを伴った高波にも注意。
日本海側は雨や雪 風が強まる

今日10日は次第に西高東低の気圧配置に変わり、全国的に風が強まるでしょう。また、上空約5500メートル付近で、北日本ではマイナス30℃以下、東日本ではマイナス21℃以下と、この時期としては強い寒気が流れ込む予想です。日本海側を中心に雨雲や雪雲が発達しやすくなるため、落雷や竜巻などの激しい突風、ひょうなどにご注意ください。
北海道は平地でも雪が降るでしょう。積雪や凍結による交通への影響、見通しの悪化に注意が必要です。東北の日本海側や北陸では雨が降ったりやんだりで、局地的には雷を伴って雨脚が強まるでしょう。標高の高い所では、雪の降る所がありそうです。東北の太平洋側は晴れ間が出ますが、山沿いを中心に所々で雨や雪が降るでしょう。
関東から九州は、天気が回復する見込みです。日中は日本海側を中心に雨の降る所がありますが、太平洋側ほど日差したっぷり。乾いた空気に入れ替わり、風が強まるでしょう。火の取り扱いにご注意ください。
沖縄は台風26号の影響 強風・高波に注意

沖縄は、前線や台風26号の周辺から流れ込む暖かく湿った空気の影響で、断続的に雨。雷を伴って雨脚が強まる所もあるでしょう。風も強まり、沖縄本島地方と先島諸島では風に向かって歩けないほどの強い風が吹きそうです。海上はしける所もあるでしょう。
今日10日に予想される波の高さは、沖縄本島地方で4メートル、大東島地方で3メートル、先島諸島5メートル。いずれもうねりを伴うでしょう。最大風速(最大瞬間風速)は沖縄本島地方で15メートル(25メートル)、先島諸島で17メートル(30メートル)の予想です。
強風やうねりを伴った高波に十分注意してください。台風の進路によっては、先島諸島では明日11日にかけて大しけ、14日頃にかけて警報級の大雨となるおそれがあります。
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晴れる所も風冷え

今日10日の最高気温は、西日本や北日本で昨日9日より低い所が多いでしょう。
九州から近畿では20℃に届かない所が多く、福岡は17℃、大阪は19℃の予想です。夜はグッと冷えてきますので、服装で調節してください。東海や関東は昨日より大幅に高い所もあるでしょう。東京都心は20℃と、10月下旬並み。ただ、北よりの風が強まるため、気温ほどの暖かさは感じられません。
北陸や東北、北海道は昨日と同じくらいか低い所が多いでしょう。日中の気温の上がり方は鈍く、仙台は14℃と平年並み。新潟や札幌など、日本海側では日中から夜にかけて気温が下がり続ける所もありそうです。暖かい服装でお出かけください。
