火曜ドラマ『未来のムスコ』より(C)TBS 俳優の志田未来が主演する、TBS系連続ドラマ『未来のムスコ』(来年1月スタート 毎週火曜 後10:00)の新たなキャストとして、吉村界人、ビビる大木、藤原さくら、マキタスポーツ、神野三鈴の出演が解禁となった。
【写真】約20年の時を経て再び“母”になった志田未来
原作は、『マルモのおきて』(2011年・フジテレビ)の脚本などで知られる阿相クミコ氏と、黒麦はぢめ氏による人気コミック「未来のムスコ〜恋人いない歴10年の私に息子が降ってきた!」(集英社「ヤンジャン+」連載)。夢も仕事も崖っぷちのアラサー女性・未来のもとに、“未来のムスコ”だと名乗る男の子が現れたことから始まる、時を超えたラブストーリー。颯太と名乗るその子は、未来と自分のパパである“まーくん”を仲直りさせるため、2036年の未来からやってきたのだという。にわかには信じられない出来事に戸惑いながらも、幼い颯太を一人にはできず、奇妙な共同生活をスタートさせる。はたして未来の夫“まーくん”とは一体誰なのか。
未来が所属する劇団「アルバトロス」の劇団員・西村太一(にしむら・たいち)を演じるのは吉村界人。吉村は火曜ドラマ『まどか26歳、研修医やってます!』(2025年)での好演が記憶に新しく、数多くの映画やドラマに出演してきた。今作で演じる西村は将生とともに劇団「アルバトロス」を旗揚げした、将生の良き理解者。劇団員からは“マスオ”の愛称で親しまれ信頼が厚い、劇団員のよきお兄さん的存在だ。
未来がバイトをしているコールセンターの上司・田中正和(たなか・まさかず)を演じるのはビビる大木。お笑いタレントとして数多くのバラエティ番組に出演している大木は、本作が初の民放連続ドラマレギュラー出演となる。そんな大木が今作で演じる田中は、未来の夢を応援しつつも、お客様に寄り添う未来の姿勢を高く評価しており、正社員になってもらいたいと期待を寄せている。物語にどんなアクセントを生み出すのか、注目いただきたい。
劇団「アルバトロス」の劇団員・新山桜子(にいやま・さくらこ)を演じるのは藤原さくら。火曜ドラマ『ファイトソング』(2022年)では主人公の幼馴染役で注目を集め話題となった藤原。本作で演じる桜子は、未来と入団当初からの付き合いで、同じ夢を追いかけてきた、いわば“戦友”的存在だ。互いに才能を認め合いながらも、常に意識し合う関係で、誰よりも近い場所で切磋琢磨しているが・・・。
ミュージシャン、お笑い芸人、文筆家などマルチに活躍し、俳優としても数多くの映像作品で存在感を放っているマキタスポーツ。マキタが演じるのは、優太の叔父であり、下北沢にある「よしずみ保育園」の園長・松岡良純(まつおか・よしずみ)。本作で演じる良純は、古着屋の店長と保育園の園長という全く異なる仕事をかけ持ち、派手な服装と強面の風貌から一見近寄りがたい存在に見えるが、子どもたちを思う気持ちは人一倍強く、頼れる園長先生として保護者からも信頼されている。そんな良純との出会いが未来の大きな転機となる・・・。
未来の母・汐川直美(しおかわ・なおみ)を演じるのは、圧倒的な演技力で作品に厚みを与え続けている神野三鈴。神野が演じる直美は、未来の実家がある富山で暮らしている。若くして夫と死別し、女手一つで娘を育て上げた。18歳で“役者になる”と宣言した未来を、「30歳までに成功しなかったら夢を諦めて地元に帰ること」という条件つきで東京へ送り出した。しかし、娘の将来を思うと手放しで応援できず、厳しい言葉を投げかけてしまうことも多かった。そんな“複雑な親心”がすれ違いを生み、気づけば親子の間には小さな壁が・・・。
■コメント
<吉村界人>
まず「未来」という言葉が僕は好きで、オファーを頂いて前のめりに台本を読みました。そして1年越しにまた火曜ドラマに出られる事にとても感謝致しました。現場では自分なりに楽しみを見出せたらと思っております。時に、夢と現実は一緒じゃなくても、優しい気持ちで見守って頂けたら嬉しいです。
<ビビる大木>
まさか自分にオファーがくるとは! 驚き、そして嬉しい限りです。どんな役かと原作を読んでみるとほとんど出てこない! しかし、ドラマでは出てくるという面白い役です。作品作りに貢献できるよう、作品の足を引っ張らないよう踏ん張ります! 僕よりもストーリーに注目してください。話が面白い!! チャンネルはそのまま!
<藤原さくら>
今回お話をいただいて台本を読んだのですが、続きが気になりすぎて原作も一気に読んでしまいました。私の演じる桜子は、未来と苦楽を共にする劇団「アルバトロス」の仲間。映像の仕事にフォーカスすべく、ある決断をするのですが、愛のある絶妙な距離感で未来のことを見守る女の子です。世田谷代田に住んでいるらしいです。お楽しみに!
<マキタスポーツ>
今回、保育園の園長兼、古着屋の店長という、どこか得体の知れない存在でありながらも、しっかりと子どもとの付き合い方の目線を持つ、奥行きのあるキャラクターを仰せつかり、光栄に思っております。物語は奇想天外なスタートではありますが、実際に私も我が子によって新たな人生を拓かれたという実感もあり、あながちファンタジーだけでもなく、人の本質が隠れているドラマになっていくと思います。ぜひお楽しみに。
<神野三鈴>
一生懸命に「今」を生きる。きっと想像を超えた未来が待っているかも! SFやファンタジーよりも素敵な力が私たち、人間にはあると信じさせてくれるようなエネルギーいっぱいの物語です。主人公・未来の故郷、富山。富山弁の母に彼女の根っこの強さとあたたかさを感じていただけたら幸せです。