
今日5日は寒気を伴った低気圧の影響で、北〜東日本の山沿いを中心に大雪となり、宮城県には大雪警報が発表中(午前6時半現在)。交通機関の乱れなどに十分ご注意ください。また、北陸の平地では急な雷雨や突風、雹などに注意が必要です。
東北は警報級の大雪 関東甲信や北陸も山は雪強まる

今日5日は、上空に強い寒気を伴った低気圧が日本海を東よりに進んでいる影響で、東北の山沿いを中心に降雪が強まっています。6時間降雪量を見ると、東北の山沿いでは黄色の20センチ以上の所も。午前6時半現在、宮城県西部には大雪警報が発表中です。
大雪のピークは今日の午前中で、東北の山沿いでは積雪が急増する可能性もあります。交通機関の乱れやなだれ、屋根からの落雪などに十分な注意が必要です。
関東甲信や北陸も山沿いでは昼頃にかけて雪の降り方が強まるでしょう。湿った重い雪が降るため、着雪による倒木や停電などにご注意ください。
北陸の平地は急な雷雨や突風、雹などに注意

今日5日は、北陸を中心に大気の状態が非常に不安定になる見込みです。
雷レーダーを見ても、能登半島〜若狭湾方面には次々と雷雲が流れ込んできています。北陸ではこの後、昼頃にかけても平地では断続的に雨が降り、場所によっては雷を伴った強い雨が降りそうです。落雷による停電や火災、突風による家屋への被害、雹による農作物への被害などが発生する恐れがあり、十分な注意が必要です。
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雪下ろし中の事故防止 ポイントは?

東北や関東甲信の山沿いは一昨日3日の夜から立て続けに大雪となっていますが、今日5日の午後には雪が弱まる見込みです。屋根に積もった雪を除雪するタイミングとなりそうですが、安全に雪下ろしをするための注意点は、次の3つのことが挙げられます。
1.雪下ろしをする前には、雪が緩んでいないかどうか、必ず確認しましょう。新雪や、晴れた暖かい日の午後は、特に屋根の雪が緩んでしまいます。また、雪と一緒に、つららが落ちてくることもあります。
2.はしごを使って屋根に上る場合は、はしごが動かないよう、ロープなどで、しっかり固定しましょう。はしごから屋根へ移動する時は、転落しないよう、一段と注意が必要です。
3.雪下ろしをする際は、建物の周りに雪を残しましょう。万が一、屋根から落下した場合でも、雪がクッション代わりになってくれます。面倒でも、必ず命綱とヘルメットを装着し、滑りにくい靴を着用しましょう。携帯電話も忘れずに持って、作業してください。
