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放送作家で演芸評論家の古川嘉一郎さんが死去したと、娘で歌手の古川真穂が5日までに自身のインスタグラムで報告した。
真穂は「作家 父古川嘉一郎は2025年11月29日に83歳でこの地球を旅立ちました。本人の意向、そして我々家族の想いから去る12月3日に親族のみで大切に天国へと見送りました」と祭壇の写真などを公開して報告。「何分、家族一同、我々だけでは生前にお世話になりました 皆様へのご連絡が追いつかず まずはこのようなかたちで一斉に報告させて頂くことお許しくださいませ」とつづった。
続けて「父の書斎にはきっと此処で途切れさせてはいけない忘れ去られてはならない上方芸能をはじめ大量の貴重な資料が残されていました」と明かし、「生前の父の偉業、数々の活動記録など『古川嘉一郎Facebookページ』に今後また改めてUPしていこうと思います」との意向を示した。
古川さんはコピーライター、「上方芸能」編集委員などを経て放送作家に。12年に79歳で亡くなった藤本義一さんに師事し、「たかじんnoばぁ〜」(読売テレビ)、「晴れ時々たかじん」(朝日放送)などの番組を手がけた。1985年に秋田實賞を受賞。主な著書に「横山やすし・夢のなごり」(KKベストセラーズ)、「少年の日を越えて・漫才教室の卒業生たち」(大阪書籍)、「たかじん波瀾万丈」(たる出版)など。
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