第75期王将戦7番勝負第7局で、永瀬拓矢九段(左)に勝利し、対局を振り返る藤井聡太六冠=26日午後、大阪府高槻市 将棋の藤井聡太王将(23)=竜王・名人・王位・棋聖・棋王と合わせ六冠=に永瀬拓矢九段(33)が挑戦する第75期王将戦7番勝負の第7局が25、26の両日、大阪府高槻市で指され、先手の藤井六冠が89手で勝ち、4勝3敗として防衛を決めた。王将戦は5連覇で、タイトル通算獲得数を33期に伸ばした。
永瀬九段と7回目のタイトル戦となった今期、藤井六冠は苦しい展開が続き、1勝3敗のかど番に追い込まれたが、3連勝でひっくり返した。終局後、「苦しいシリーズだった。作戦に的確に対応されることが多く、永瀬九段の力を感じた」と振り返った。
第7局は1日目に奪ったリードを2日目も拡大して押し切り、第一人者の強さを見せつけた。一歩及ばなかった永瀬九段は「またタイトル戦に出られるように頑張りたい」と話した。
藤井六冠は、同時進行中の第51期棋王戦5番勝負でも、増田康宏八段(28)と2勝2敗のタイスコア。29日に最終局を控え、「盤上に集中する気持ちで」と語った。

第75期王将戦7番勝負第7局で、永瀬拓矢九段に勝利し、対局を振り返る藤井聡太六冠=26日午後、大阪府高槻市