日産自動車が長期ビジョンを発表。モデル数を絞り込み事業基盤強化へ。新型2モデルに加え次期スカイラインのティザーを公開

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2026年04月14日 13:20  AUTOSPORT web

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スカイラインのティザー画像
 6月14日、日産自動車は『モビリティの知能化で、毎日を新たな体験に』という長期ビジョンを発表した。このビジョンではAIを中心に据えたAIディファインドビークル(AIDV)を中核とし、モビリティの知能化を推進するとともに、商品ポートフォリオを刷新。モデル数を56から45へと絞り込むと発表した。

 この長期ビジョンは、今年度が最終年となる『Re:Nissan』の先を見据えたビジョン。競争力の高いコスト構造への変革や生産能力の適正化に加え、競争力の高い新商品を投入し今後の成長に向けた基盤を築いてきた『Re:Nissan』に続くビジョンで、次世代技術の進化、強靭な商品ポートフォリオの構築、新たなグローバル市場戦略、そして商品ファミリーを軸とした事業モデルにより、持続的な競争優位の確立を目指す。

「今こそRe:Nissanの先を見据えた長期ビジョンを示し、未来への進むべき道筋を明確にする時だ。このビジョンはユーザーの体験を最優先に、日産自動車がどこへ向かうのかを定めるものだ。モビリティの知能化を進めることで、より安全で、直感的、そして信頼できる商品と技術をより多くの人に提供し、日々の移動の中で価値ある体験を、より豊かなものへと進化させていく」とイヴァン・エスピノーサCEOはコメントした。

 このビジョンではAIを中心に据えたAIディファインドビークル(AIDV)を中核とし、モビリティの知能化を推進。長期的にAIドライブ技術を搭載するモデルをラインアップの約9割まで拡大することを目指す。2026年夏に発売予定のエルグランドは、今後の商品ライフサイクルの一環として、2027年度末までにエンド・ツー・エンドの自動運転技術を実現する次世代プロパイロットを導入する。

 また、さまざまな市場において多様なニーズに応えるため、中核となるe-POWERに加え、幅広い電動パワートレインを展開していく。より高い走破性や長距離走行への安心感を求めるユーザーには、フレーム車用のハイブリッドを開発。また、パートナーシップを通じてプラグインハイブリッドやレンジエクステンダーを提供し、選択肢を拡充する。

 さらに新たな商品戦略が発表された。『各モデルの役割の明確化』と『開発スピードの向上』を軸とし、モデル数を56から45へと絞り込み、低収益モデルから撤退し、成長分野への投資を強化する。同時に、車種ごとのパワートレインのバリエーションを拡充することで、選択肢を広げ、モデルあたりの販売台数を増加し、事業基盤の強化に繋げる。

 今後、各モデルの役割を明確化。役割に応じ、下記の4つのカテゴリーに分類される。

ハートビートモデル:日産らしさを体現し、ブランドの情緒的価値と革新性を担うモデルコアモデル:グローバルで規模と安定性により事業を支えるモデル成長モデル:新たな需要の拡大を担うモデルパートナーモデル:規律ある協業を通じて市場カバレッジを広げるモデル

 この考え方に基づき4月14日には、今後投入を予定している新型エクストレイル/ローグ e-POWER、さらに大胆で個性的なデザインが導入されたヨーロッパ向けのジュークEVが公開された。さらにこれに加え、アメリカ向けのハートビートモデルである『エクステラ』、さらに日本市場向けのハートビートモデルとして、V37型以来の登場になりそうな新型スカイラインのティザーも公開された。

 ティザーには歴代スカイラインに採用されてきた『S』エンブレムや、C10〜C210型で見られたようなリヤサイドのロゴ、さらに伝統の丸目4灯が見て取れる。「ドライバー中心で、高性能で意のままの走りを実現」するモデルとされるスカイラインがどんな姿で、いつ登場するのか、大いに気になるところだ。

[オートスポーツweb 2026年04月14日]

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