
梅雨前線や台風周辺の暖かく湿った空気の影響で、西日本では今月23日からの降水量が600ミリを超えた所があります。27日にかけて東日本でも雨の量が多くなるため、土砂災害や川の氾濫などに厳重に警戒が必要です。
九州では降水量600ミリ超の所も
梅雨前線や台風周辺の暖かく湿った空気の影響で、西日本を中心に大雨となっています。
今日26日朝は、近畿に活発な雨雲がかかり、1時間降水量は生駒山(大阪府)で76.5ミリ、河内長野(大阪府)で69.5ミリの非常に激しい雨が降りました。それぞれ1976年の統計開始以来、観測史上最も多くなりました。
また、72時間降水量は、九州で500ミリを超えた所がありました。福江(長崎県五島市)では今月23日から今日26日午前11時までの総降水量が629.0ミリとなり、平年の6月1か月分の降水量の1.9倍に達しました。
これまでの大雨により地盤の緩んでいる所があり、午後0時30分現在、「レベル4土砂災害危険警報」が福岡県、長崎県、大分県、山口県の一部に発表されています。今日26日夕方にかけて土砂災害に厳重に警戒してください。
雨の中心は次第に東へ 土砂災害などに厳重警戒
台風7号は明日27日(土)にかけて九州から関東に接近する見通しで、台風8号は明日27日(土)は東海や関東に接近・上陸する可能性があります。
南西諸島や西日本、東日本の太平洋側を中心に局地的に非常に激しい雨が降るでしょう。西日本や、東日本の太平洋側では土砂災害や低い土地の浸水、川の増水や氾濫に厳重に警戒してください。また、東日本の太平洋側を中心に、暴風やうねりを伴う高波にも警戒が必要です。
大雨の中心は次第に東へ移る見通しです。東海や関東甲信でも、すでに100ミリ以上の雨が降った所があり、大雨のピーク前から災害の危険が高まる可能性があります。また、関東では夜暗くなってからも雨のピークが続く見通しです。台風の接近前から土砂災害などに厳重に警戒し、自治体からの避難の情報に注意し、早めの避難を心掛けてください。
今日26日正午から明日27日(土)正午までに予想される24時間降水量は、多い所で
東北地方 100ミリ
関東甲信地方 150ミリ
東海地方 300ミリ
近畿地方 200ミリ
四国地方 200ミリ
九州北部地方 120ミリ
九州南部地方 120ミリ
奄美地方 120ミリ
沖縄地方 80ミリ
その後、明日27日(土)正午から明後日28日(日)正午までに予想される24時間降水量は、多い所で、
関東甲信地方 150ミリ
東海地方 150ミリ
近畿地方 100ミリ です。
台風の大雨 土砂災害の前触れは

台風が接近すると、大雨の恐れがありますが、大雨によって土砂災害が発生する時には、前触れとなる現象があります。いざという時のために、ぜひ覚えておいてください。
1つめは、がけや地面にひび割れができることです。
2つめは、木が裂ける音や石がぶつかり合う音が聞こえたり、土のにおいがしたりすることです。
3つめは、井戸や川の水、湧き水が濁ることです。湧き水が止まる場合も、前触れの一つです。
4つめは、がけや斜面から水が湧き出たりすることです。
そのほか、小石がバラバラと落ちてくる、地鳴りや山鳴りがする、雨が降り続いているのに川の水位が下がる、樹木が傾く、などがあります。このような時は、土砂災害の危険が高まっています。すぐに周りの人に声をかけて、安全な所へ避難してください。
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