小栗旬 photo:KOBA (C)ORICON NewS inc. 俳優の要潤が11日放送のNHK『土スタ』(後1:50)に出演し、現在放送中のNHK大河ドラマ『豊臣兄弟!』(日曜後8:00)で織田信長を演じる小栗旬から寄せられたメッセージに感激した。12日放送の第27話「本能寺の変」を前に、小栗は要の役作りへの敬意や撮影秘話、自身が信長役に感じた“運命”を語った。
【壮絶シーン】「叩いたり、蹴ったり…」小栗旬×要潤が熱演
主演・仲野太賀が豊臣秀長を演じる同作は、八津弘幸氏によるオリジナル脚本で、豊臣兄弟の絆と下克上を描く大河ドラマ。第27話では、前半最大の見せ場となる「本能寺の変」が描かれる。
番組では、小栗からのメッセージを紹介。小栗は撮影終了後、要が役に集中するため「なるべく撮影の間は僕に近づかない、仲良くならないように気を使っていた」と知ったことを明かし、「実際に少し距離があるなと思っていたが、そう考えてくださっていて助かった部分がたくさんあった」と振り返った。さらに、要が演じた明智光秀について「何を考えているのだろうかと思いながら過ごしていた」と語り、豊臣秀吉役の池松壮亮から、本能寺の変以降の要の演技を絶賛する話を聞いたことにも触れ、「極限までため込んで役を作られていたことに感服している」と惜しみない賛辞を送った。
劇中では、信長として光秀に激しく当たる場面も多かったという。小栗は「一番暴力的に攻撃をさせてもらったのは光秀だった」と振り返り、「一切顔色を変えずに『いくらでもやってください』と言っていただき、明智光秀役が要さんで良かったなと心から思った」と感謝。そのうえで、光秀が饗応役を務めた宴の場面を特に印象深いシーンとして挙げ、「その節は、叩いたり、蹴ったりして申し訳なかったです」と“謝罪”した。
一方で、「いつ何時も顔色一つ変えずいらっしゃる姿を思い出すと、もっとやっておけば良かったという気持ちが今になって湧いてきました(笑)」とユーモアを交えてコメント。「現場では淡々と職人のようにたたずんでいる方で、本当に素敵だなと見ていた」と要の人柄にも触れた。
また、小栗は自身が1982年生まれであることにちなみ、「1582年の本能寺の変から400年後に生まれた自分が、400年前に亡くなった人の役を演じられたことにも非常に運命を感じている」と告白。さらに、本能寺の変が起きた6月2日に映画『キングダム 魂の決戦』のワールドプレミアで、同作でも敵役として共演する要と再会したことを「勝手に運命的だと感じている」と明かした。
最後は「次も敵対する役でお会いしましょう。いつか信長と光秀という荷を下ろして、お酒を酌み交わしながらゆっくり語り合える日を楽しみにしています」と呼びかけるとともに、第27話について「27回を通して演じた信長の人生の先にあった孤独を表現できたと思う。その孤独の先に信長が見た未来にも注目してほしい」と見どころを語った。
メッセージを受けた要は「ありがとうございます」と頭を下げ、「信長も光秀のことを見透かしていたと思うが、小栗さんもやっぱり僕のことを見透かしていたなあというか」と感慨深げに語っていた。