(左から)公明党の竹谷とし子代表、中道改革連合の小川淳也代表、立憲民主党の水岡俊一代表 中道改革連合、立憲民主党、公明党は31日、党首会談を開き、3党合流が白紙に戻ったことを踏まえ、今後の対応を協議する。立民による合流拒否を受け、中道の公明系議員は中道から離脱する方向で検討に入った。立民系議員にもやむを得ないとの声が広がっており、中道は結党から7カ月余りで分裂する公算が大きくなった。
公明の竹谷とし子代表ら執行部は30日夜、党本部で斉藤鉄夫氏ら公明系の中道幹部と約1時間半、会合を行った。この後、公明の西田実仁幹事長は記者団に、党首会談の対応について竹谷、西田両氏への一任を得たと説明。中道が31日に存続の是非を含め今後の党運営について協議することを念頭に、「中道の議論を見守り、最終判断する」と語った。
中道は31日、執行役員会や常任幹事会を臨時で開催。その後、中道の小川淳也代表、立民の水岡俊一代表、竹谷代表が会談する。3党は8月末を目途に合流協議の結論を得ることを申し合わせており、28日の水岡氏の方針表明に続いて、小川、竹谷両氏が立場を明らかにする見通しだ。
水岡氏は28日の会談で、合流見送りを伝える一方、立・公の参院統一会派結成を含め、国会、政策、選挙の3分野で連携を深めたいと表明。来年の通常国会会期末までに「政権交代を目指す政治勢力」の結集を図りたいとも語った。
しかし、3党合流を「公党間の約束」と位置付けてきた公明は統一会派結成を否定。一時あった中道への先行合流の機運もしぼみ、中道からの公明系議員引き揚げに傾いた。公明関係者は「あとはどう分かれるかだ」と語った。
中道の立民系幹部も「公明系が離脱する可能性はある」と認めた。離脱する場合は分党・解党か公明系議員の離党か、手法も焦点となりそうだ。
ただ、中道は2月の衆院選比例代表で1000万以上の票を得た経緯がある。党内には「分裂すれば政治不信を強めるだけだ」(公明系議員)として再考を求める声も残る。

記者団の取材に応じる公明党の西田実仁幹事長=30日午後、東京都新宿区の同党本部