都営浅草線5500形、新型車両「都営フェスタ」で初公開! 写真26枚

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2017年12月09日 12:03  マイナビニュース

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東京都交通局は9日、馬込車両検修場で「都営フェスタ 2017 in 浅草線」を開催し、都営浅草線の新型車両5500形を初展示した。他にも都営浅草線の既存車両5300形、都営大江戸線12-000形、都営浅草線と相互直通運転を行う各社の車両などが展示された。

都営浅草線の新型車両5500形は2017年度に1編成(8両編成)を導入し、2018年春に運行開始する予定。2018年度も7編成導入され、将来的には都営浅草線の車両(全27編成)を新型車両へ置き換える計画となっている。車両製造は総合車両製作所が担当し、同社製ステンレス車両「sustina(サスティナ)」の「sustina S13 シリーズ」(車体長18mの3ドア車)の車両とされており、最高運転速度は120km/hとなる。

新型車両5500形は「日本らしさとスピード感が伝わる車両」をコンセプトに開発され、外観においては都営浅草線沿線とゆかりのある歌舞伎の隈取りを現代風にアレンジし、凛々しく躍動感のあるデザインとした点が特徴となる。車内も沿線由来のイラストを使用し、落ち着きのある和の雰囲気の中にも遊び心のある空間デザインとしているという。全車両に車いすスペースまたはフリースペースを設置するなど、ユニバーサルデザインの考え方を取り入れた「人にやさしい車両」もめざした。

連結器は既存の5300形と異なる形状となり、東京都交通局車両電気部の竹下克氏は「今回の更新に合わせ、他社車両とも連結できるようにしました。ただし、あくまで救援用としての使用をイメージしています」と説明する。既存車両5300形は4M4T(電動車4両・付随車4両)だったが、新型車両5500形は6M2Tとのこと。最高運転速度を120km/hとしたことに関して、「最終的には成田のほう(成田空港方面)にも入って行けるように、そのときにも使用できるスピードを出せるものとしました」と竹下氏は話していた。

「都営フェスタ 2017 in 浅草線」の車両撮影会では、都営浅草線の新型車両5500形と既存車両5300形2編成が並び、地上で見る機会の少ない都営大江戸線の車両12-000形、都営大江戸線牽引用の電気機関車E5000形も展示。京急電鉄1000形をはじめ、都営浅草線と相互直通運転を行う各社の車両も展示された。都営浅草線5300形の運転台見学や洗浄線試乗(ともに募集終了)も行われるほか、工場の内部も公開される。会場では、10時のイベント開始前から多くの鉄道ファンらが並び、関心の高さをうかがわせた。(上新大介)

このニュースに関するつぶやき

  • 現行の都営5300型は、京急蒲田より南で見られる、(京急と同じ速さで走れる)唯一の他社線車両���ޤ���5500形がさらに高性能なら、トンネルの向こう側(京成)でも見られるだろうなぁ����ʴ򤷤����
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