「39日と3時間。本当に長く、苦しい戦いでした」佐野SAスト終了宣言、労組のメンバー職場復帰

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2019年09月23日 20:51  弁護士ドットコム

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8月14日から始まった東北道・佐野サービスエリア(SA・上り)の「ストライキ」をめぐり、ストの中心人物となった加藤正樹氏(元総務部長)は9月23日、フェイスブック上で、ストライキの終了宣言をした。


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労組のメンバーたちは、9月22日午前6時から、職場に復帰し、24日午前11時から通常営業に戻るという。現時点では、口頭のみでの合意による復帰で、最終的な合意内容は今後詰めるという。



加藤氏は、以下のようなコメントを公表している。



「今回の場合、“負ける”ということは、従業員にとって、生活の基盤を失うことを意味します。
特に高齢者の皆さんは、再就職もままならない。
私は、そのリスクを冒させてしまった責任の重さに、なんとか持ちこたえなければならない・・・本当に苦しい日々。
大きな後悔と反省をし続け、なおかつ、勝つための努力をし続けた日々でもありました。
そんな中、一旦は“負け”を覚悟した私たちが、職場に復帰までたどりつきました。
39日と3時間。 本当に長く、苦しい戦いでした」


このニュースに関するつぶやき

  • 銀行が大赤字の親会社を倒産させ社長はクビ。黒字のSAは経営権を持ったまま分離して継続という筋書きを書いたのだろう。どの銀行でも同じようにすると思う。
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