明治安田生命J1リーグ第30節が2日に行われ、北海道コンサドーレ札幌と名古屋グランパスが対戦した。
札幌は35分、コーナーキックを獲得。福森晃斗が正確なボールを送ると、深井一希がドンピシャで合わせて先制ゴールを挙げた。前半はこのまま札幌の1点リードで折り返した。
1点を追う名古屋は55分、ペナルティエリア手前でフリーキックを獲得。細かくパスを繋ぎ、最後は米本拓司が右足を振り抜いたが、惜しくもシュートはクロスバーに弾き返された。
札幌は71分、エリア内右に侵入した鈴木武蔵が吉田豊に後ろから倒されてPKを獲得。さらに吉田にはレッドカードが提示され、名古屋は10人での戦いを強いられることとなった。このPKを鈴木が冷静に沈め、リードを2点に広げた。さらに札幌は86分、ペナルティエリア手前でリズムよくパスを繋ぐと、最後はルーカス・フェルナンデスがゴールネットを揺らした。
試合はこのまま3−0で終了。札幌はリーグ戦5試合ぶりの白星となり、敗れた名古屋は8試合未勝利となった。次節、札幌は9日にアウェイで横浜F・マリノスと、名古屋は9日にホームでヴィッセル神戸と対戦する。
【スコア】
北海道コンサドーレ札幌 3−0 名古屋グランパス
【得点者】
1−0 35分 深井一希(北海道コンサドーレ札幌)
2−0 71分 鈴木武蔵(PK/北海道コンサドーレ札幌)
3−0 86分 ルーカス・フェルナンデス(北海道コンサドーレ札幌)