社会人になると、お年玉をもらう側からあげる側へと立場が変わる人も少なくはない。しかし、問題になってくるのがお財布事情だ。キャリコネニュース読者の中でも「お年玉は家計を圧迫していると感じる」と回答する人は少なくない。
実際に支払うお年玉の総額を聞くと「3〜5万円」という人が多く見られた。ITエンジニアの20代女性は「給料安いのになんで一人1万円も……」(年収250万円)と嘆いている。一方、年収1300万円の50代男性は、
「もともと予算として考えている」(50代男性/企画・マーケティング・経営・管理職/年収1300万円)
と回答していた。
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中には「渡したくない」「いらない風習だと思う」といった声も
サービス業の50代女性(年収240万円)は「家計への圧迫感は感じていない」と綴る。その理由は「相場より安い金額にしているから。年齢にかかわらず1人3000円」。それでも渡す人数が多いのか、総額で3〜5万円程度支払っているようだ。
中には「相手がいないからお年玉は渡さなくていい」(50代男性/ITエンジニア/年収550万円)という人もいる。しかし、「渡したくない」(30代女性/医療・福祉・介護/年収480万円)という声もあった。渡さない人からは、
「お年玉をやる価値を全く感じない」(20代女性/ITエンジニア/年収300万円)
「いらない風習だと思う」(30代男性/建築・土木技術職/年収420万円)
といった声が寄せられた。価値観が多様化している現代においてお年玉に対する価値観も変わりつつあるようだ。
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「子どものころ、もらって嬉しかったから。子どもに渡したい」
しかし、お年玉文化に対して肯定的な意見もあった。
「お年玉は子どものものだから」(総額1〜3万円/40代男性/建築・土木技術職/年収1200万円)
「子どものころ、もらって嬉しかったから。子どもに渡したい」(総額3〜5万円/20代男性/建築・土木技術職/年収850万円)
このように、家計への負担があったとしても、今の子どものことを考えてお年玉をあげたいと考えているようだ。ただ、総額1〜3万円程度という建築・土木技術職の30代男性は、
「親戚の子らは可愛いし、自分ももらってきたので嫌な気持ちはないけど、生活が苦しくなるのは否めない」(年収550万円)
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とも綴っている。
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