お笑いコンビ・EXITが、8月20日に放送されたニュース番組「ABEMA Prime」(ABEMA)に出演。“いじめ問題”について、2人それぞれの考えを語った。
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長年にわたって様々な議論がされているにも関わらず、一向になくならない“いじめ問題”について、番組MCを務めるEXITのりんたろー。は「対応とか対策も、もちろんしっかりとしていかなきゃいけないことなんですけど。もう、いじめが起きてしまったその環境においては、例えば助けてくれた友達がいたとか、学校の対策がしっかりしていたなどの“運”の話になってくる。僕も自殺してしまった友達がいますけど、“生きることを諦める”勇気を、その環境から飛び出す方に使ってほしいってすごく思う」と切なる想いを語った。
一方、相方の兼近大樹は「人間の心理上、絶対にいじめって起こるもんだと思ってる。だから、いじめが起きてしまった時にどう教育していくかがすごく大事。そもそもいじめられている側ではなく、いじめている側に原因があると思う。いじめている側が心に何かを抱えていたりとか、自分のしていることが“いじめ”だってことすらも把握してない可能性がすごくある。だから、そういう時に中学生でも理解しやすい漫画などのエンタメで正しく教育していくことが必要」と持論を展開した。
また、りんたろー。は「いじめ防止対策推進法などいろんな対策があるが、どれだけ浸透しているのか。結局、自分の身は自分でしか守れないと思う。今いる環境がこの先の人生を生きていく中でどれだけ大事かっていうと、学校の小さな世界の中で過ごす数年間は、俺はそんなに大事じゃないと思う。それを全部投げ出してでも、自分で危機を回避して自分の命を守ることを考えてほしいです」とメッセージ。
そして、兼近は「特に大人の間で、“許さない”っていう暴力が横行してる世の中だと思う。その姿を見ている子供が、『親がこうしてるから』って、“正義の定義”をすごく狭めてる気がする。だから、“許容する力”を一人一人が身につけていくことが重要」と訴えた。
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