京都鉄道博物館、大阪環状線「まあるく60年」奈良線103系の展示も

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2021年11月04日 17:51  マイナビニュース

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京都鉄道博物館は4日、戦後の復興の中、大阪市民の要望により1961(昭和36)年4月に開業した大阪環状線が今年で60年を迎えたことを記念し、大阪環状線開業60周年記念企画展「大阪環状線 〜大阪まあるく60年〜」を11月27日から開催すると発表した。


「大阪環状線 〜大阪まあるく60年〜」では、「大阪環状線のあゆみ」「大阪環状線を走ってきた車両たち」「これからの大阪環状線」を紹介。1956(昭和31)年3月に着工され、1961(昭和36)年に開業した大阪環状線の着工から開業までと、「まあるく」形成されて現在の姿になるまでのあゆみを振り返り、大阪環状線の全19駅の駅名看板、発車メロディー、切符、パンフレット、ポスター、券売機なども紹介する。



大阪環状線で活躍していた車両や活躍中の車両にスポットを当て、大阪環状線で活躍した電車のヘッドマーク、各種パンフレット、323系完成時の除幕式の幕が紹介されるほか、今回の企画展に合わせて特別に撮影した、森ノ宮電車区での機能保全検査の様子や検修員へのインタビュー映像なども見られる。大阪環状線改造プロジェクトや各種サインの変遷についての解説も行われ、2015(平成27)年5月29日リニューアルオープンした森ノ宮駅をはじめ、大阪環状線の全19駅にシンボルの花が定まったことなど紹介される。


大阪環状線開業60周年記念企画展「大阪環状線 〜大阪まあるく60年〜」は、2021年11月27日から2022年3月6日まで、本館2階の企画展示室にて開催される。



企画展に関連したイベントも多数予定されていおり、本館内で大阪環状線をテーマにしたオリジナルスタンプラリー、大阪環状線を走行していた列車を中心とした鉄道ジオラマの特別プログラム、こどもから大人まで乗車できるミニ103系の運転会、大阪環状線19駅との連携企画クイズが開催される。


JR西日本の営業路線とつながった引込線を活用した現役車両の展示として、今回の企画展開催に合わせ、過去に大阪環状線を走行し、現在は奈良線などを走行する103系(ウグイス色)を12月17〜21日の期間に特別展示する。(木下健児)

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