広島、ホームで中日に痛い負け越し…九里が中4日で力投も今季12度目の零敗

● 広島 0 − 3 中日 ○
＜21回戦・マツダスタジアム＞

　広島は打線が振るわず今季12度目の完封負け。本拠地で最下位の中日に1勝2敗で負け越した。

　8月13日の敵地戦で9回無安打無得点に抑え込まれていた中日先発・柳から、この日も得点を奪えなかった。1回、4回、6回はいずれも得点圏に走者を置いたが、4番起用された松山が3度凡退。1点を追う7回は一死三塁としたが、2番手右腕・フェリスの前に代打・坂倉、8番・末包が連続三振に倒れた。

　3点ビハインドになった8回以降も得点を奪えず、今季12度目の完封負け。前日の試合中に右脇腹の違和感を訴えた西川の不在が響く結果となった。

　今季初めて中4日で先発した九里は、苦しみながらも5回7安打1失点（自責点0）の粘投。1点ビハインドの8回はセットアッパーの島内を投入したが、中日の代打・後藤に致命的な2点適時二塁打を浴び、九里は力投も報われず6敗目（7勝）を喫した。