北村一輝、ドラマ『ゴールデンカムイ』典獄・犬童四郎助役「特殊メイクに毎日3時間以上」

　今年1月に公開された映画『ゴールデンカムイ』の続編となるドラマシリーズ第1弾『連続ドラマＷ（ダブリュー） ゴールデンカムイ ―北海道刺青囚人争奪編―（ほっかいどういれずみしゅうじんそうだつへん）』（全9話）が、WOWOWで10月6日午後10時より独占放送・配信される。ドラマ版から新たに登場する網走監獄を取り仕切る典獄・犬童四郎助（いぬどう・しろすけ）役で俳優・北村一輝の出演が明らかになった。あわせて解禁となったキャラクタービジュアルの何かを企んだような表情や威厳あふれる佇まいが印象的だ。

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　北村演じる犬童四郎助は、厳格かつ潔癖な性格から“規律の鬼”と囚人たちから恐れられる一方、ある出来事をきっかけに土方歳三（舘ひろし）に個人的な恨みを持ち、権力を行使し長年にわたり彼を幽閉し続けた過去を持つ男。土方が脱獄した今もなお執拗に復讐の機会を狙っており、杉元（山崎賢人※崎＝たつさき）一行も思いがけず関わりを持つことになるのだが…。

　どんな役柄も巧みに演じ分け、最新の出演作『地面師たち』（Netflix）での鬼気迫る演技でも大きな反響を呼んでいる北村だが、本作で一癖も二癖もあるキャラクター・犬童四郎助を演じるにあたり「作品の最高に面白い独特の世界観を壊さないよう、原作にできる限り忠実に演じた」とコメント。役作りのため「特殊メイクも毎日3時間以上！期待してくださいね！お楽しみに！」と時間を掛けたことを明かしている。

　本作には、映画版のキャストである杉元役の山崎をはじめ、アシリパ（※リ＝小文字）役の山田杏奈、そのほか、眞栄田郷敦、矢本悠馬、工藤阿須加、柳俊太郎（※柳＝木へんに夘）、大谷亮平、勝矢、木場勝己、玉木宏、舘ひろしらメインキャラクター全員が続投。ドラマシリーズ版からキロランケ役の池内博之、インカラマッ（※ラ＝小文字）役の高橋メアリージュン、家永カノ役の桜井ユキ、奥山夏太郎役の塩野瑛久が登場。

　さらに、二瓶鉄造役の藤本隆宏、辺見和雄役の萩原聖人、若山輝一郎役の渋川清彦、仲沢達弥役の木村知貴、江渡貝弥作役の古川雄輝、熊岸長庵役の徳井優、鈴川聖弘役の山路和弘ら、クセの強いキャラクターたちが集う。