大根仁氏、Netflixと5年間の専属契約 『地面師たち』配信開始2週間後のオファーを即快諾

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2024年09月30日 09:51  ORICON NEWS

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大根仁氏
 動画配信サービス「Netflix」(以下、Netflix)は30日、同社のオリジナルシリーズ『地面師たち』を成功に導いた映像ディレクターの大根仁氏(オフィスクレッシェンド取締役/所属)と、5年間にわたって新作のシリーズ・映画を複数製作し、独占配信していく独占契約を結んだことを発表した。

【動画】<地面師>グループの緻密な役割とその華麗なる手口

 大根氏は、初監督映画『モテキ』(2012年)での日本アカデミー賞受賞を初め、数多くのテレビドラマや映画で話題のエンタテインメント作品を生み出してきた。22年にドラマ『エルピス-希望、あるいは災い-』で、日本のドラマ最高の栄誉であるギャラクシー賞大賞を受賞した後、今年Netflixで独占配信された『地面師たち』は、5週連続でNetflix 週間グローバルTOP10入り(非英語/シリーズ)を果たし、日本におけるNetflix 週間TOP10(シリーズ)では、6週間連続で1位を獲得する反響を得た。

 今回の契約発表に際して大根監督は「『地面師たち』が配信されて2週間たった頃、Netflixから専属契約の提案を受けました。『はい、よろしくお願いします』と、自分でも驚くほど、その場で即答したのですが、その理由を考えると、配信メディアという、まだ映画やテレビドラマほどジャンルが確立していない、言ってしまえば“未開の荒地”であるその場所自体に、気持ちがひきつけられたのだと思います。それと、『地面師たち』で初めて組んだNetflixのスタッフの“映像制作に対する意識の高さ”、これまで映画やテレビドラマでは体験できなかった“理想のクリエイティブ環境”、これらがとても大きかった。Netflixと始まる新たな企画・作品にワクワクしています」とコメントを出している。

 Netflixコンテンツ部門バイス・プレジデントの坂本和隆氏も「大根さんは『地面師たち』で、そのクリエイティブな才能を惜しむことなく発揮されました。スリリングなストーリーと人間味に溢れるクセになるキャラクター、そしてうねるようなビートで世界観を紡いでいく音楽も合わさって、一気見をする人が続出。2024年の暑い夏をさらに熱くした『地面師たち』は、Netflix史上、日本国内で最も多く視聴された作品の一つとなっています。私たちは、大根さんが切り取る唯一無二の独特な視点を通じ、まだ語られていないストーリーを発見し、世界中の視聴者を魅了する圧倒的なエンタテインメントを届けていきます」とコメントしている。

■大根仁プロフィール
 1968年生まれ。2011年に劇場版『モテキ』で映画監督デビュー。そのほかの作品に『バクマン。』『SCOOP!』『奥田民生になりたいボーイと出会う男すべて狂わせるガール』『SUNNY 強い気持ち・強い愛』、3DCGアニメ『しん次元!クレヨンしんちゃんTHE MOVIE 超能力大決戦 〜とべとべ手巻き寿司〜』など多数。

 テレビドラマも『モテキ』『共演NG』『エルピス-希望、或いは災い-』など話題作を数多く手がける。19年に外部演出家として初めてNHK大河ドラマ『いだてん〜東京オリムピック噺〜』に参加。『モテキ』で第35回日本アカデミー賞話題賞 作品部門、『バクマン。』で第39回日本アカデミー賞優秀監督賞、『エルピス-希望、或いは災い-』で第60回ギャラクシー賞テレビ部門 大賞を受賞。

このニュースに関するつぶやき

  • やたら「モテキ」とかが代表作扱いで、名前も挙がらん「まほろ駅前シリーズ」や「大川端探偵社」で大根監督好きになった身としてはちょっと寂しいが�������� とにかく今後も期待してます����ʴ򤷤����
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