アウトドアブランド「スノーピーク」は7日、テント・シェルターの一部製品の耐水圧が、表示していた数字に満たないことが判明したとし、同社公式サイトで報告・謝罪した。
【写真】レクサス、スノーピークとコラボ 「テント・シェルター製品等のメッシュパネル裏の素材に関するご報告とお詫び」と題し、「この度、当社のテント・シェルター製品等の一部について、メッシュパネル裏の素材の耐水圧がお客様に表示していた数字に満たないことが判明いたしました。対象となる下記リンク先(公式サイト内)に記載の品番に関しては、当社直営店及び公式オンラインストアでの販売を停止するとともに、取扱い店舗等にも速やかな販売停止を要請してまいります」と伝えた。
発覚の経緯として、9月9日に『リビングシェルアイボリー』について、水漏れの症状の問い合わせがあったことから、社内で確認したところ、撥水不足等の生地不良であると判明。同社は「9月20日にサプライヤーから、メッシュパネル裏に『耐水圧 1,800mmミニマム』とは異なる素材を使用している可能性がある旨の回答を受け取りました。その後、同サプライヤーに製造を委託している他の製品のメッシュパネル裏の素材に関して、当社が規定しているスペックとは異なる生地の仕様が存在することを新たに確認したため、今回のご報告と対応に至りました」とし、耐水圧が表示していた数字に満たない製品が42品番、スペックとは異なる生地の仕様の製品が3品番あることを明らかにした。
また「対象となる製品をご購入いただきました皆様をはじめ、当社製品をご愛顧いただいている皆様、またお取引先様など関係者の皆様には、多大なご心配とご迷惑をおかけいたしますこと、心よりお詫び申し上げます」と謝罪。今後の対応について「対象製品をご購入された皆様につきましては、お持ちの製品の補修や正しい仕様にて生産された該当箇所を含むフライシートへの交換等、全社一丸となり精一杯の対応をさせていただきます」とした。