『マッサン』の3倍! 『ばけばけ』ヒロイン夫役に1767人応募 脚本・ふじきみつ彦氏「出会えました」

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2024年11月27日 13:17  ORICON NEWS

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連続テレビ小説『ばけばけ』ヒロインの夫・ヘブン役を演じるトミー・バストウ (C)ORICON NewS inc.
 第113作目となる2025年度後期(大阪制作)のNHK連続テレビ小説『ばけばけ』のヒロイン・松野トキ(高石あかり)とともに生涯を歩む夫・ヘブン役を、ミュージシャンとしても活躍しているイギリス出身の33歳、トミー・バストウが演じることが決定した。オーディションの応募総数は、『マッサン』の3倍にのぼった。

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 ヒロインの夫・ヘブン役のオーディションは、国内だけではなく、海外にも募集。国内は246人、海外からは1521人(アメリカ1352人、イギリス149人、オーストラリア・ニュージーランド20人)の計1767人のオーディション応募者の中から、書類選考・リモート動画選考・面談を経て、最終審査のカメラテストは日本で実施し、今年10月に決定した。『マッサン』のオーディション募集は、国内232人、海外289人の計521人。

 脚本のふじきみつ彦氏は「まずは、ヘブン役オーディションに参加して下さった皆さん、本当に本当にありがとうございました。ヘブンは強い個性を持った人物の為、彼を演じられる方にはなかなか出会えないだろうと思っていたのですが…、出会えました。トミーさんは我々に、ヘブンってきっとこんな人だったんだろうと思わせてくれました。それはヒロインオーディションで高石あかりさんに出会った時と同じ感覚でした。今書いている脚本ではヘブンとトキはまだ知り合ってもいないのですが、早く出会わせて夫婦にしてあげたいと、トミーさんに決まってからはそんな気持ちで書き進めています。来年秋からの半年間はヘブンとトキの魅力に包まれる朝になると思いますので、皆さん楽しみに待っていて下さい」とコメントを寄せた。

 大役に抜てきされたトミーは、1991年8月26日生まれのイギリス出身。2007年に結成されたロックバンドFranKoのリードボーカルとして現在も活動中。日本語も10年ほど学んでおり堪能で、2024年エミー賞受賞ドラマ『SHOGUN 将軍』にて、メインの一人であるマルティン・アルヴィト司祭役を演じたことで注目を集めている。

 本作は、島根で生まれ育ったヒロイン・松野トキがつまずきながらも前向きに生きていき、世界を転々とした末に日本にたどり着いた外国人の英語教師と出会い、“怪しい話好き”という共通点から次第に心を通わせていく。実在の人物である松江の没落士族の娘・小泉セツ(1868-1932)をモデルとしているが、大胆に再構成して登場人物名や団体名などは一部改称してフィクションとして描く。原作はなく、脚本はふじきみつ彦氏が手掛ける。

 ヘブンのモデルとなったラフカディオ・ハーン(小泉八雲/1850-1904)は、ギリシャ生まれのアイルランド人(英国籍)。アメリカでジャーナリストとなった後、1890年に来日。松江に英語教師として赴任する。その後、熊本五高、東京帝国大学、早稲田大学でも教鞭をとる。1896年、小泉セツと結婚、日本に帰化し、小泉八雲を名乗る。『知られぬ日本の面影』『怪談』など、日本の古来の文化を記した著作は高く評価されている。

このニュースに関するつぶやき

  • そうですか決まりましたか、以前、予想してた御三方より顔がガッチリした感じの御方になりましたね、楽しみですね。
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