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小説家としても活動するNEWS加藤シゲアキ(37)の新作小説「ミアキス・シンフォニー」(25年2月26日、マガジンハウス刊)が発売されることが4日、分かった。“愛”をテーマとした物語で、約7年かけて完成させた大作。
同作は女性グラビア週刊誌「an・an」で18年から22年まで全16回にわたって不定期連載された。読者から書籍化の要望が寄せられており、出版にあたって大幅な加筆、修正を加えた。ミアキスは犬と猫の祖先といわれている動物で、生物がミアキスからさまざまに進化し分岐していくように、さまざまな登場人物の分岐点にミアキスを重ねながら、“愛する”ということを描いた物語だ。
加藤は12年に「ピンクとグレー」で小説家デビュー。20年に「オルタネート」で第42回吉川英治文学新人賞を受賞し、現役アイドル初の快挙を達成。同作と23年に発表した「なれのはて」で2作連続で直木三十五賞候補となるなど、実力派作家として名を高めている。今作は「作家人生で最も時間がかかった作品」といい「最高のものができたと、空に向かって叫びたいほど。私をまた新たな境地に連れていってくれました。どうか多くの方に手に取ってもらえることを願っています」とコメントした。
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