俳優の吉高由里子が主演を務める、大河ドラマ『光る君へ』の「総集編」が29日、放送された。以下、ネタバレを含みます。
【濃厚ラブシーン】吉高由里子に柄本佑が覆いかぶさって…
主人公・紫式部/まひろは、千年の時を超えるベストセラー『源氏物語』を書きあげた女性。「光源氏」の恋愛ストーリーの原動力は秘めた情熱と想像力、そしてひとりの男性への想い。その男性の名は藤原道長。変わりゆく世を自らの才能と努力で生き抜いた女性の愛の物語だ。脚本は大石静氏が務める。
総集編は、最終回の老いたまひろが自身の半生を振り返る形で物語の歩をたどった。「総集編 一の巻」は、まひろ(吉高由里子)が激動の半生を振り返る。道長(柄本佑)との運命の出会いから、突如訪れる悲劇。母の仇が初恋相手の家族だった…。
「総集編 二の巻」は、まひろと道長の青春の日々。親友の無残な死に直面して、悲しみを分かち合う二人。互いを求め、結ばれるも運命の歯車は思わぬ方向へ動き出す…。「総集編 三の巻」は、まひろは、道長とは別の道を歩み始め、貴族たちの華やかな世界を垣間見る。道長は徐々に頭角を現し、歴史を変える大事件を機に、政の最前線へ…。
「総集編 四の巻」は、結婚したまひろは、道長と石山寺で再会。一晩を共に過ごす。その後、道長は入内した娘の彰子(見上愛)を不憫に思い、まひろにある頼みを…。「総集編 終の巻」は、まひろは、道長に頼まれ、物語を執筆。すると狙い通り道長の朝廷での地位は盤石に。やがてまひろは道長の栄華を最後まで見守り、旅に出る…という内容だった。
視聴者からは「光る君へ総集編、普通に第一話から順番にかいつまんで放送されるのかと思ってたが違った!老いたまひろの回想とは面白い。亡くなったキャラが元気な姿で映ってるだけで泣ける」「まひろが回想していくという総集編、やっぱり光る君へのスタッフの方々はさすがや」「晩年のまひろちゃんが過去を振り返る形で進んでいくのか…光る君へらしい心憎い演出だなぁ」「総集編のまとめ方が秀逸。『光る君へ物語』をまひろに語らせるのなるほどの演出。どの帝の時代からか振り替えるのがいいね」などの声が寄せられている。