「中学生のときにちょっとモテたいな、と思ってバスケ部に入りました(笑)。でも今はバスケがめちゃくちゃ大好きで、毎朝自主トレもやってバスケ三昧の日々です」
かわいい悪魔のキャラクターを演じたCMをきっかけにブレイクし、天才子役として活躍していた寺田心くんも今やもう16歳。「バスケをしているときと、体育の授業」が一番の楽しみだと語る、元気な男子高校生だ。
最近の趣味は筋トレだという。本誌の撮影でもたくましい二の腕を披露してくれた。
「中学生のとき、ただ部活をやっていただけだったんですけど、友達が『筋肉すごい』って言ってくれて。褒められたからにはちゃんとしよう、と思って、そこから筋トレを始めました」
そんな心くんも、実はついこの間まで反抗期だったそう。
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「親と意見が食い違ったりと、みんなの想像するちゃんとした反抗期がありました。でも高校生になって、将来のことやこの仕事のことを考える上でも、誰かのおかげで人は生きているんだ、って思うようになって、終わりにできました。“初心を忘れるな”と小さな頃の自分にも伝えたいです」
丁寧な言葉使いとコメント力は“あの頃”のまま健在だ。
現在は料理好きが高じて教室で指導できるライセンスも取得、ケーキやパン作りも得意な料理男子でもある心くん。そんな心くんの将来の夢は、動物に関わる仕事をしながら保護犬施設をつくること。きっかけは『ある犬のおはなし』という1冊の本との出会いからだった。
「小学3年生のときに初めて読んだのですが、人間の事情によって捨てられてしまう悲しい犬や猫がいる、という悲しいストーリーでした。でもこのことをみなさんの頭の奥のどこかに入れてもらえると嬉しいな、と思いました。まずは大学に行って、動物にまつわる勉強をして保護犬施設を開いて。そこまで行かないと落ち着けないです。それまではずっと走り放しで頑張ります!」
俳優業との両立は大変では?と尋ねると、
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「大変って思ったらダメな気がしていて。自分がやりたくてやっていることに、携わってくださるたくさんの人がいる。このお仕事だったらスタッフさん、動物のお仕事なら看護師さんやお薬を作られる方だったり。その方々に失礼だから、やりたいことをやらせてもらえる以上、心身ともに取り組んでいくべきだと僕は思います」
と、芯のある言葉で返してくれた心くん。どんな素敵な大人になるのか、これからが楽しみだ!
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