吉高由里子『光る君へ』ギャラクシー賞受賞「強烈な印象を残した」 TBS『ライオンの隠れ家』&『海に眠るダイヤモンド』も

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2025年01月20日 13:22  ORICON NEWS

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主演作『光る君へ』がギャラクシー賞を受賞した吉高由里子 (C)ORICON NewS inc.
 2024年12月度ギャラクシー賞月間賞が20日に発表され、俳優の吉高由里子が主演を務めた大河ドラマ『光る君へ』(NHK総合)が受賞した。

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 選評として「色鮮やかな平安絵巻のなかで、紫式部と藤原道長の複雑な心模様を堪能できた1年だった。合戦シーンがほとんどなく物語の筋立てが難しいとも言われていたが、大石静の描く人間模様は見事。教科書の中でしか知らなかった物語の作者たちが登場し、絶妙なキャスティングで時代背景とともに強烈な印象を残した。特筆すべき大河ドラマだった」と伝えられた。

 このほか、『宙わたる教室』(NHK総合)、『ライオンの隠れ家』(TBS系)、『海に眠るダイヤモンド』(TBS系)が受賞。

 『宙わたる教室』の選評は「主演・窪田正孝の抑制の利いた演技が磁力を放ち続けた。科学部4人のキャスティングも多様なアンサンブルが魅力的だった。それぞれに割り切れない事情を抱える彼らが、科学が持つ一つの真理に惹かれて打ち込む姿に頷けた。第4話のイッセー尾形による10分にわたる一人芝居は記憶に残る名演で、脚本演出の果敢な実験と成果だった」と評価。

 『ライオンの隠れ家』の選評は「ハラハラドキドキの展開のなかで家族の愛情や多様な生き方などを温かく描き、絶妙なバランスの中で展開したドラマ。現代社会や家族のさまざまな側面をちりばめながら、エンタメ性抜群の作品だった。柳楽優弥や尾野真千子の安定感に加えて、自閉スペクトラム症の美路人を演じきった坂東龍汰やライオンの佐藤大空の演技も光り、感動的なシーンが満載だった」と評価。

 『海に眠るダイヤモンド』は「日本の近代化を支えながらも、歴史の地層に埋もれていった炭鉱の人々の記憶が作品を通じて掘り起こされる。個人の記憶アーカイブに過ぎなかった鉄平の記憶が、いづみと玲央に読まれることで集合的記憶になって、さらにドラマ自体が社会が忘却していた記憶を視聴者に共有させる。凄いドラマである」と評価された。

このニュースに関するつぶやき

  • 『光る君へ』ギャラクシー賞おめでとう。面白かった!最後の終わり方の不穏さ、「道長たちが本当に守っていたもの」が最後のまひろの一言で分かるって凄いね。
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