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埼玉県八潮市の県道交差点で道路が陥没してトラックが転落した事故で、埼玉県の大野元裕知事は11日、トラックの運転席部分は陥没現場から約30メートル下流の下水道管内にあると特定したことを明らかにした。内部に運転手が取り残されている可能性があるといい、消防は救助方法を検討している。
5日に管の内部で運転席とみられるものをドローンで発見しており、県は9日から付近の道路に穴を開け、内部をカメラなどで調査。転落したトラックの運転席と特定した。
また県は、周辺12市町の住民に対する節水と下水使用自粛要請を12日正午に解除すると発表した。ポンプを用いた排水対策の効果が見込めるためとしている。
事故は1月28日午前に発生。八潮市の県道交差点の道路が陥没し、トラックが穴に転落した。間もなく荷台部分は引き上げられたが運転席部分は見つからず、運転手の70代男性の安否が分からなくなっている。【増田博樹】
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