3連休最終日の明日24日は九州から北陸で大雪 都市部でも積雪の恐れ

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2025年02月23日 18:04  日本気象協会

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日本気象協会

3連休最終日の明日24日は九州から北陸で大雪 都市部でも積雪の恐れ

今夜から明日24日にかけては、九州から北陸の日本海側を中心に大雪となるでしょう。平地でも雪が積もる所もありそうです。交通機関の乱れや屋根からの落雪、なだれに十分にご注意ください。



●九州から近畿は平地でも雪が積もる所も


明日24日(月)は3連休の最終日ですが、寒気の影響を受け、日本海側を中心に雪が降るでしょう。九州から北陸を中心に大雪になり、平地でも雪が積もる所もありそうです。お出かけやお出かけからの帰省の足にも影響を受ける恐れもあります。雪が多く積もっている地域では、屋根からの落雪やなだれに引き続き注意してください。

沖縄は明け方まで雨の降る所がありますが、日中は晴れ間が出てくるでしょう。九州は昼ごろにかけて所々で雪が降り、雷を伴って降り方が強まる所がありそうです。四国も朝までは雪の降る所が多くなりますが、天気は徐々に回復に向かう見込みです。中国地方と近畿は昼過ぎにかけて断続的に雪が降るでしょう。大阪など都市部でも雪が積もる恐れがあります。北陸や東北は午後になると雪が弱まるでしょう。これまでの大雪で落雪やなだれの危険度は高いままなので、引き続きご注意ください。東海や関東甲信は朝まで雪雲が局地的にかかりますが、日中は青空が広がる所が多くなるでしょう。北海道も日中は日差しが届きそうです。

朝の冷え込みは強く、最低気温は九州から北海道にかけて、0℃以下の所が多く、東京や名古屋、大阪でも0℃の予想です。積雪や路面が濡れて凍る所もあるため、足元には十分にご注意ください。仙台はマイナス3℃、札幌はマイナス6℃とこちらは厳しい寒さとなりそうです。最高気温も平年より低い所が多く、特に九州から関東、北陸にかけては平年を大きく下回るでしょう。10℃に届かに所が多く、昼間もマフラーや手袋が活躍しそうです。長く続く寒波の影響で体調を崩さないように暖かくしてお過ごしください。


●予想される降雪量は?


24日18時までに予想される24時間降雪量は多い所で、

北陸 平地 40センチ
北陸 山地 60センチ
近畿 平地 30センチ
近畿 山地 40センチ
中国地方 平地 25センチ
中国地方 山地 40センチ
四国 平地 7センチ
四国 山地 20センチ
九州北部 平地 10センチ
九州北部 山地 35センチ
となっています。

普段あまり雪が積もらない平地でも雪が積もる恐れもあります。雪に慣れていない地域ではいつも以上に車の運転や足元に注意して歩くようにしてください。


●普段は雪の少ない所で「大雪」予想 特に注意すべき場所は?


普段、雪に慣れていない方が、雪道を歩く際、特に注意すべき所は4つあります。

1つめは、歩道橋の上や、橋の上です。地面と接していないので、地面からの熱が伝わりにくく、凍結しやすくなります。
2つめは、バスやタクシーの乗り降り場所です。人の乗り降りや、車のタイヤによって、雪が踏み固められると、滑りやすくなります。
3つめは、横断歩道です。多くの人や車が通ることで、雪が踏み固められやすくなるだけではありません。特に、白線部分は、水が染み込みにくく、薄い氷の膜が出来やすいのです。
4つめは、地下への出入り口や、建物への出入り口です。靴の底に付着していた雪が、出入り口付近に残っていることもあります。地下へ降りる時は、段差があるため、更に危険です。



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