氷川きよし、小室哲哉と念願のコラボ実現で高速ラップ初挑戦 『鬼太郎』ED担当で感激「ワクワク」

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2025年03月31日 05:00  ORICON NEWS

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氷川きよし with t.komuroのコラボ写真
 歌手の氷川きよしと音楽プロデューサーの小室哲哉が初めてコラボレーションし、アニメ『ゲゲゲの鬼太郎』の傑作選『ゲゲゲの鬼太郎 私の愛した歴代ゲゲゲ』(フジテレビ系 4月6日午前9時〜)のエンディングテーマ「Party of Monsters」を担当することが31日、発表された。氷川きよし with t.komuroとして、氷川が高速ラップに初挑戦している。

【画像】初期の鬼太郎も登場!氷川きよし×小室哲哉コラボ楽曲のジャケット

 氷川は、2018年4月『ゲゲゲの鬼太郎』の第6期のオープニング主題歌「ゲゲゲの鬼太郎」を担当し、同年10月放送の『ゲゲゲの鬼太郎』の第6期新章「西洋妖怪編」のエンディング主題歌「見えんけれども おるんだよ」も担当するなど、『鬼太郎』に深い縁がある。

 そして7年ぶりに『鬼太郎』の世界に帰ってきた氷川は、今回のエンディングテーマの話を受け、かねてより大ファンだった小室にプロデュースをオファーした。かねてより氷川がTM NETWORKのメンバー・木根尚登と親交があることを知っており、また「SEVEN DAYS WAR」をカバーした縁もあり小室も快諾。氷川にとって今回の楽曲は、歌手活動再開後初のシングルリリースとなる。

 今回のエンディングテーマの抜てきを受け、氷川は「今回で3曲目となる『鬼太郎』の楽曲ということで、ぜひ、小室(哲哉)さんとご一緒したいと思ってお願いしました」と自ら小室へオファーしたと明かし「最初にデモテープをいただいた時は、歌えるかどうかすごく不安で、弱気になっていました。でも逆に今までやったことがないことに挑戦するっていうことが大事なので、とにかく思い切り楽しみたいなって思いました」と念願の小室サウンドについに参加できたことを喜んだ。

 また、オファーを受けた小室は「自分のやれる限りを提供してあげないと失礼すぎると思わせる才能があります。自分も、昨今の旬クリエイターとの勝負だなと思い、個性は残しつつも、かなり新境地に挑戦してもらいました」と氷川にチャレンジを課しながらも、本作への想いをコメントを寄せた。

 今回、書き下ろされた新曲「Party of Monsters」は、「Pa Pa Pa Party of Monsters Monsters Monsters 〜」の歌い出しのフレーズが耳に残るテクノ色の強い、ダンスチューンに仕上がっており、氷川にとって初挑戦となる高速ラップが注目となっている。

 楽曲と共に番組終わりに流れる特別映像は、初期のテレビシリーズから最新作までの映像を再編集したものを放送。歴代の鬼太郎、目玉おやじ、猫娘などの時代や表情が違う様子や、ぬりかべや一反もめんたちの戦う姿、そして鬼太郎と妖怪たちの壮絶なバトルシーンも盛り込まれ、鬼太郎の世界観がもつおどろおどろしくもあり、どこか怖すぎないユーモアを感じさせる映像となっている。

 傑作選『ゲゲゲの鬼太郎 私の愛した歴代ゲゲゲ』は、アニメ『ゲゲゲの鬼太郎』第1期〜第6期の中から毎週1話ずつ放送するもので、鬼太郎にゆかりのある著名人が放送回セレクト。セレクターは歴代の鬼太郎を演じた野沢雅子(第1期・2期担当)、戸田恵子(3期)、松岡洋子(4期)、高山みなみ(5期)、沢城みゆき(6期)が務め、それぞれお気に入りの回を選出する。

 『ゲゲゲの鬼太郎』は、1965年『週刊少年マガジン』の連載に始まり、漫画、アニメ、映画、小説、ドラマ、ゲームなど、半世紀以上にわたって多くの人に愛され続けてきた不朽の名作。登場する妖怪たちの多くは日本古来より伝承された存在で、作者である水木しげるさんが新たな解釈やデザインのアレンジを加えたことで妖怪そのものが広く周知されるようになり、日本の妖怪伝承において大きな影響を与えた作品と言われている。

 物語は人間と妖怪が仲良く暮らす世界を目標に戦う幽霊族最後の生き残りである主人公の鬼太郎が、父親・目玉おやじ、仲間のねこ娘など妖怪たちと共に、人間や妖怪たちを守るために奮闘するストーリーとなっている。

■氷川きよしコメント
 子供の時から観てきたテレビアニメ「ゲゲゲの鬼太郎」。前回は、お馴染みのオープニング主題歌「ゲゲゲの鬼太郎」(テレビアニメ第6シリーズ2018年4月〜)とエンディングテーマ「見えんけれども おるんだよ」(同年10月〜)で参加させていただきましたが、今回また、エンディングテーマのお話をいただいて大変嬉しく思っております。

 そして、私たちの青春に生きる力をくださった小室哲哉さんによる作詞作曲編曲で歌わせていただけるということで、すごく嬉しい気持ちですし、たくさんの皆さまにこの「Party of Monsters」を聴いていただけたらと思っております。レコーディングを終え、放送がはじまるのを本当にワクワク楽しみにしておりますが、最初にデモテープをいただいた時は、歌えるかどうかすごく不安で、弱気になっていました。

 でも逆に今までやったことがないことに挑戦するっていうことが大事なので、とにかく思い切り楽しみたいなって思いました。MVもすごく面白い映像になっているんじゃないかな。世の中への問いかけなど、いろんなことをこの歌で伝えられたらいいなと思っております。小室さん、本当にありがとうございます。感謝しております。ぜひ「ゲゲゲの鬼太郎 私が愛した歴代ゲゲゲ」と共に「Party of Monsters」を一緒に歌って楽しんでくださいね!

■小室哲哉コメント
 僕でほんとうに良いの?と何度もキイナには問いかけたかも。何回か会っているうちにこの子の頑張りはどこから来ているのかなあと…よくぞここまで真っ直ぐに生きてきたなあと思いました。

 自分のやれる限りを提供してあげないと失礼すぎると思わせる才能があります。自分も、昨今の旬クリエイターとの勝負だなと思い個性は残しつつも、かなり新境地に挑戦してもらいました。キイナの代表作になってほしいです。

このニュースに関するつぶやき

  • 引退したけど、戻ってきた後のFREEDOM聞いたときに「やっぱこの人、すごい…」と思ったんだよね。小室ファミリー時代の曲も名曲だけど、ベテランの歌唱力がある人に作った曲とか最高だと思う。
    • イイネ!2
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