『大阪コミコン2025』に参加するニコラス・ケイジ 『ゴーストライダー』『ナショナル・トレジャー』 ニコラス・ケイジ、『IT/イット』シリーズのペニー・ワイズ役・ビル・スカルスガルドが、5月2日〜4日にインテックス大阪で開催される『大阪コミックコンベンション2025』に参加することが決まった。
【写真】大阪コミコンにはペニー・ワイズで世界を震撼させたビル・スカルスガルドも
ニコラス・ケイジは、1980年代初頭に銀幕デビューを飾り、これまでに『コン・エアー』や『フェイス/オフ』(共に1997)、『60セカンズ』(2000)、「ナショナル・トレジャー」シリーズ(2004・2007)、「ゴーストライダー」シリーズ(2007・2012)、『キック・アス』(2010)、『ザ・フラッシュ』(2024)、アニメーション映画『スパイダーマン:スパイダーバース』(2018/スパイダーマン・ノワールの声)に出演(予定されている実写ドラマ版でも同役を演じる)。さらに自身でコミック出版に関わったり、多くのビンテージ・コミックを所有していたことも。
その一方で、『シティ・オブ・エンジェル』(1998)、『天使のくれた時間』といったハートフルな恋愛映画にも出演し、多くの映画ファンを魅了。1995年(日本公開は1996年)に公開されたロマンス映画『リービング・ラスベガス』では、アカデミー賞主演男優賞を獲得している。
61歳を迎えた今も第一線で活躍しており、現在日本で劇場公開中のサスペンススリラー『ロングレッグス』(2024)では、キャリア初となるシリアルキラー役に挑戦。インディペンデント系のホラー映画としては、過去10年で最高となる全米興行収入を記録した。
2021年に日本人女性と結婚、それゆえに日本文化にも精通しているようで、本国のバラエティ番組に出演した際には、自作の“うどんの歌”を披露。日本食への愛を日本語で歌いあげ、本国はもちろん日本の映画ファンの間でも大いに話題となった。
ビル・スカルスガルドは、スウェーデン出身の34歳。今回が日本のコミコンに初参加・初来日となる。
父は、『パイレーツ・オブ・カリビアン』のビル・ターナー役や『マイティ・ソー』のセルヴィグ教授役で知られるステラン・スカルスガルド、兄は『トゥルーブラッド』や『ゴジラvsコング』などへの出演で有名なアレクサンダー・スカルスガルドであり、北欧きっての芸能一家として知られている。
2016年に映画『ダイバージェントFINAL』でハリウッドデビューをはたしたビルは翌年、“ホラーの帝王”スティーヴン・キングの小説が原作の映画『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』にて、子どもたちを恐怖に陥れる不気味なピエロ=ペニー・ワイズ役を怪演。異常な狂気とカリスマ性を兼ね備えたペニー・ワイズを見事に演じ、観る者にトラウマ的な恐怖を植え付けた。
また、2023年にはキアヌ・リーブス主演の『ジョン・ウィック:コンセクエンス』でも印象深い悪役を演じ、話題に。
リリー=ローズ・デップやアーロン・テイラー=ジョンソン、ウィレム・デフォーら豪華キャストが出演していることでも話題のゴシック・ロマンスホラー『ノスフェラトゥ』の日本公開が控えているほか、ペニー・ワイズの起源を描くテレビシリーズ『IT: Welcome to Derry(原題)』でペニー・ワイズを再演することが決定している。
サイン券・撮影券は、12日午後6時よりチケットぴあおよびハリコンサイトの両サイトにて発売開始する。