今日16日は北海道〜北陸で落雷・突風・急な強い雨に注意 関東〜九州は傘いらず

9

2025年04月16日 05:54  日本気象協会

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

日本気象協会

写真

今日16日(水)は北海道や東北、北陸で雨の降る所があり、落雷や竜巻などの激しい突風、ひょう、急な強い雨に注意が必要です。一方、関東〜九州は安定した晴れの天気となり、にわか雨はないでしょう。最高気温は東海から九州で昨日より高く、九州では10℃以上高くなる所もありそうです。

北海道・東北・北陸 局地的に雷雲が発達

画像A

今日16日(水)は低気圧が北海道を通過します。上空にはこの時期としては強い寒気が流れ込み、大気の状態が非常に不安定になるでしょう。

北海道は午前中を中心に雨の降る所が多いでしょう。内陸部では雪になる所もありそうです。網走・紋別・北見地方には雷注意報が発表されており、昼頃にかけて落雷や竜巻などの激しい突風、ひょう、急な強い雨にご注意ください。
東北は、日本海側では雨が降ったりやんだりで、雷を伴いザっと降り方が強まる所があるでしょう。日の差す太平洋側も夜にかけて急な強い雨や落雷などに注意が必要です。また、東北では西よりの風が強く吹くでしょう。
北陸は次第に晴れ間の広がる所が多いですが、夕方までは局地的に発達した雨雲や雷雲がかかりそうです。雷雲が近づいてきたら、早めに安全な場所へ移動しましょう。

雷雲が近づくサイン その時どうする?

画像B

外にいる時、雷雲が近づいているかどうか、誰にでも簡単にわかる方法があります。雷雲が近づくサインは3つ。「真っ黒い雲が近づく」「ゴロゴロと雷の音が聞こえる」「急に冷たい風が吹く」です。このような変化を感じたら、まもなく激しい雨が降ったり、雷が鳴ったりする恐れがありますので、すぐに安全な所へ避難してください。

雷雲が近づく時、避難する場所は、近くのしっかりした建物や、車の中が良いでしょう。木の下での雨宿りは、木に落ちた雷が人に飛び移ることがあるので、危険です。万が一、周囲に避難する場所がない時は、両足をそろえて、頭を下げてしゃがみ、両手で耳をふさぎましょう。

単独の雷雲による激しい現象は、30分から1時間程度で弱まることが多いです。スマホなどで雨雲レーダーをチェックするなど、最新の情報を確認しながら、安全な場所で雷雲が過ぎるのを待ちましょう。

関東〜九州は安定した晴天 気温が急上昇

画像C

一方、関東から西では、大気の不安定な状態が解消します。関東から中国、四国と沖縄は夜にかけて晴れの天気が続き、にわか雨はないでしょう。九州は夕方から雲が広がるものの、雨は降らない見込みです。今日のお出かけに傘は必要ないでしょう。

ただ、注意したいのが気温です。
今日の最高気温は、関東では昨日と同じくらいですが、東海から九州では昨日より高くなるでしょう。西へ行くほど昨日との気温の差が大きく、九州では10℃前後高くなりそうです。福岡など25℃以上の夏日になる所もあるでしょう。
昨日は空気がヒンヤリとしていた所も、今日の日中は半袖でも過ごせるくらいの暑さです。夏のような蒸し暑さはないものの、体はまだ暑さに慣れていない時期ですので、急な暑さで体調を崩さないよう、お気をつけください。

このニュースに関するつぶやき

  • ここんとこ全国的に雷が多いけど、こんなん真夏とかのゲリラ豪雨の季節になったら今どころじゃないぐらい雷鳴るって事?!�����ä����� みんな気をつけようね!
    • イイネ!1
    • コメント 0件

つぶやき一覧へ(8件)

前日のランキングへ

ニュース設定