極道ドラマ主演で体重10キロ増したという伊藤英明 (C)ORICON NewS inc. 俳優の伊藤英明(49)が21日、都内で行われたDMMオリジナルドラマ『ドンケツ』配信直前イベントに登場した。体重を10キロも増量して挑んだ本作への思いを語った。
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たーし氏による同作は、『ヤングキング』にて2011年から2019年まで第一部を連載。その後『ドンケツ 第2章』が同誌にて2019年から2023年まで連載され、2024年から『ヤングキングBULL』に移籍し、連載中。DMM TVにより実写化された本作は、北九州最大の極道組織月輪会(がちりんかい)、その中でも武闘派で鳴らす孤月組(こげつぐみ)で最強と恐れられるヤクザ、伊藤演じる沢田政寿の物語。25日から同サービスにて独占配信される。
20年前、敵対組織にロケットランチャーをぶちこんで以来、ロケットランチャーのマサ、通称「ロケマサ」の異名で恐れられていた沢田。しかし、堅気、ヤクザを問わず腕力に物を言わせて金をタカり、上役にも平気で喧嘩を売るなど、問題ばかりを起こす傍若無人な性格が災いし、40代後半になっても出世の見込みがない、所謂“ドンケツ”ヤクザであった。『ドンケツ』は、そんな最強の漢が、しがらみまみれの極道界を拳一つで突き進む、極道物語。
そんな沢田を演じることとなった伊藤は、主演のオファーがきてから初めて原作に触れたというが「初めて見た時に、とても生身の人間が演じる役ではないと思いました。まずどうやってしゃべって、どんな立ち姿でやろうかと。眉毛も剃って、体重も10キロくらい増やして撮影に臨んだんですけど、それでもなかなか“ロケマサ”のフィルターが降りてこなくて」と役作りに苦心したことを明かす。
そのまま悩みながら撮影に入ったというが「実際に出来上がった映像を見てみて、自分にとってもお気に入りの作品になりました」と満足のいく出来になったことをアピールしていた。
イベントには、金子ノブアキ、今井翼、青柳翔、葉山奨之、三宅健、柳葉敏郎、寺島進、水田伸生監督も登場した。