『映画ラストマン』今冬公開(C)2025映画「ラストマン」製作委員会 TBSテレビで2023年4月期の日曜劇場として放送された、福山雅治主演の連続ドラマ『ラストマン -全盲の捜査官-』の映画化が、4日に発表された。『映画ラストマン』として、この冬に全国公開(配給:松竹)される。前日夜には、公式SNSにレッドカーペットを歩く2人の“匂わせ動画”が投稿され、続編を待ち望んでいたファンの間で大きな話題となっていた。
【動画】『映画ラストマン』超特報映像
本作は、福山演じる全盲のFBI捜査官・皆実広見(みなみ・ひろみ)と、大泉洋演じる孤高の刑事・護道心太朗(ごどう・しんたろう)がバディを組んで難事件を解決していくバディドラマ。秀逸なストーリーはもちろん、全盲のFBI捜査官という新たなヒーロー像や、福山×大泉という日本エンターテインメント界を代表する2人の絶妙なやり取りも話題を呼んだ。
主人公・皆実はある事故がきっかけで両目の視力を失いながらも、FBIで数々の事件を解決してきた凄腕の特別捜査官。“事件を必ず終わらせる切り札=ラストマン”と呼ばれていた。そんな皆実が交換留学生としてアメリカからやってきて、アテンドを任されたのが、犯人逮捕のためには、時に手段を問わない孤高の刑事、心太朗だった。
肩書も性格もまったく異なる二人だったが、次第に力を合わせて事件を解決する“無敵のバディ”となっていく。ドラマ後半では、皆実と心太朗の過去の因縁が明かされ、2人が実の兄弟だったという衝撃の事実が判明。その悲しくも感動的な結末には、「こんなに泣かされるとは」「思いがけず爆泣きした」といった声が寄せられ、視聴者の心を大きく揺さぶった。
連続ドラマは、心太朗がアメリカへ渡り研修を受けに行く――というラストで幕を閉じていたことから、ファンの間では続編を望む声が数多く寄せられていた。そんな本作が、ストーリー、アクション、ユーモアすべてにおいてスケールアップし、いよいよスクリーンに登場する。
映画化に当たり、主演の福山は「『ラストマン』という作品を、再び皆様にお届けすることができて非常にうれしいです」と喜びを露わにするとともに、「この作品を観ていただくことで『面白かったな』『楽しかったな』というひと時、人生の良い瞬間に出会える、そんな映画になってほしいなという思いで作っています」と、本作への意気込みを明かしている。
大泉も「ドラマから変わらず、皆実さんのスーパープレイは今回もたくさんあります」と福山演じる皆実へ信頼を寄せるとともに、「今まで通りのド派手で、コミカルで、そして少し切ない『ラストマン』が、『やっぱり映画はすごい!』と感じていただけるよう、パワーアップして帰ってきます」と自信をにじませた。
ドラマから引き続き脚本を手がけた黒岩勉氏は、「連続ドラマを観ていた方も、まったく知らない方も、誰もが強く心を動かされる作品を目指しました」とコメント。企画プロデュースの東仲恵吾氏も、「家族や恋人同士、そして友人同士でも楽しんでいただける作品になると確信しています」とアピールしている。
あわせて、ティザービジュアルと超特報映像も解禁された。ティザービジュアルでは、皆実と心太朗の無敵バディが互いに背中を預け、何かに立ち向かうような表情を見せており、新たに始まる物語への期待が高まる仕上がりとなっている。
超特報では、「あの2人が帰ってくる――」というテロップと共に、連ドラ時代の息の合った映像が続き、ラストには、ドラマ放送時にも話題となった皆実と心太朗の掛け合いも! 新たに収録された2人のやり取りも、思わずクスッと笑ってしまうようなユーモアにあふれている。なお、ナレーションは連続ドラマにも出演していた津田健次郎が担当している。
■キャスト・スタッフコメント
▼福山雅治(皆実広見役)
『ラストマン』という作品を、再び皆様にお届けすることができて非常にうれしいです。
連続ドラマからのメッセージが、今回の作品にもしっかりと受け継がれています。様々な社会の暗部を描いてきましたが、それらは決して他人ごとではなく、いつ自分が出会ってしまうか分からない危険な出来事、社会の課題・問題だったりします。
そういった現実をしっかりと見つめ、きちんと掘り込み勉強し、そしてエンターテインメントに仕上げていく。リアリティとユーモアを忘れない、というのが「ラストマン」の良さだと思っています。
人生は楽なことばかりではなく、もしかしたら苦しいことの方が多いかもしれませんが、この作品を観て頂くことで「面白かったな」「楽しかったな」というひと時、人生の良い瞬間に出会える、そんな映画になって欲しいなという思いで作っています。ぜひご覧になってください。『ラストマン』よろしくお願いします!
▼大泉洋(護道心太朗役)
『ラストマン』が、映画になって帰ってきます!ドラマの視聴者の皆さんや私の周りからも反響を多くいただき、「早く続きが観たいよね」と言って下さる方が多かったので、とにかく急ピッチに続編を進めましょう、ということで実現しました。
ドラマから変わらず、皆実さんのスーパープレイは今回もたくさんあります。もうキアヌ・リーブスなのか、デンゼル・ワシントンなのか、というくらいの超絶アクションシーンになっています。今度は何を見せてくれるんだろう、という期待に応えてくれるのが皆実さんですから。
護道さんはアメリカの研修に行ってからもまた、どうしたの?と言わんばかりの変貌を遂げております。なるほどそうなるのね!という護道さんにもご期待ください。もうロン毛かもしれません。
今まで通りのド派手で、コミカルで、そして少し切ない『ラストマン』が「やっぱり映画は凄いのね!」というパワーアップを遂げて帰ってまいります。ぜひご期待ください!
▼脚本:黒岩勉
皆実さんと心太朗の「その後」を書かせていただきました。とてもうれしいですし、光栄に思います。この作品を愛してくださった多くのファンの方々が、もう一度観たいと後押ししてくれたおかげです。本当にありがとうございます。
『ラストマン』は娯楽エンターテインメントです。映画ではドラマにはなかったアクションシーンや、皆実さんと心太朗の兄弟の絆、知られざる過去も加わり、
さらにお楽しみいただける内容になっていると思います。
でも、この物語の根底には「多様性」と「時代性」というテーマが変わらずに存在します。全盲のFBI捜査官が当たり前のように存在して、活躍する。最高のエンターテイナー・福山雅治さんと大泉洋さん、そして仲間たちが、今の息苦しい時代を、再び痛快に打ち破ってくれるはずです。
連続ドラマを観ていた方も、全く知らない方も、誰もが強く心を動かされる作品を目指しました。映画『ラストマン』。多くの方にご覧になっていただければ幸いです。
▼企画プロデュース:東仲恵吾
無敵のバディが、ついに再び帰ってきます!2年前に放送を終えてから、多くのファンの皆様から温かい反響をいただきました。改めて、心より感謝申し上げます。そして、こうしてまた皆様に新たな物語をお届けできることを、心からうれしく思っています。
映画制作にあたっては、脚本の黒岩さん、福山さん、大泉さん、平野俊一監督とともに、どんな物語にすべきか何度も議論を重ねました。その中でたどり着いたのは──「どんな困難な状況でも、仲間を信じて道を切り拓く」という、痛快なエンターテイメントです。
さらに今回は、皆実さんの"ある過去"にも迫ります。家族や恋人同士、そして友人同士でも楽しんでいただける作品になると確信しています。ぜひ、映画『ラストマン』にご期待ください!
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