TUBE、６・１ハワイでの40周年公演開催決定　渡米ビザの許可おりず開催危ぶまれていた

TUBEが30日、公式サイトを通じ、ハワイで6月1日に開催予定の40周年記念公演を予定通り開催することを発表した。28日には渡米に必要なビザの許可がおりていないことを明らかにしており、開催が危ぶまれていた。

「このたび、2025年6月1日にアメリカ・ハワイで開催を予定しております、40th　Anniversary　Live「TUBE　LIVE　AROUND　SPECIAL　2025.6.1　at　Tom　Moffatt　Waikiki　Shell　Hawaii」につきまして、関係各位の多大なるご尽力により、無事に開催できる運びとなりましたことをご報告申し上げます」と伝えた。

「これまでの経緯により、皆様には多大なるご心配とご不安、ご迷惑をおかけしましたこと、心よりお詫び申し上げます」と謝罪した上で、「今後とも変わらぬご理解とご支援を賜りますよう、何卒よろしくお願い申し上げます」と記した。

同公演はTUBEのデビュー40周年を記念し、デビュー記念日の6月1日にハワイ・ワイキキで行うアニバーサリーライブ。昨年7月に開催が発表された。同12月から発売されたANAによるオリジナル特典付きのオフィシャルツアーは、ファンクラブ先行販売の時点で完売していた。

今月28日には公式サイトで「渡米に必要なビザの取得に向け現地プロモーターの指示に従い定められた期間・手続きに沿って数カ月間、準備・申請しておりましたが本日現在、ビザの許可がおりておりません。開催に向けて関係各所がビザの許可がおりるよう調整を重ねております」と報告。開催直前に起こったまさかの事態に、ファンからは応援と困惑の声があがっていた。

TUBEは85年6月1日にデビューし、「シーズン・イン・ザ・サン」など数々の名曲を生み出してきた。グループにとってゆかりの地でもあるハワイでの単独公演は、今回で20年ぶり3度目。ハワイでレコーディングを行っていたことから縁がつながり、00年には日本人アーティストとして初めてアロハスタジアムでライブを開催。当時のハワイ州知事から6月1日を「TUBE　DAY（TUBEの日）」として認定された。