2日目の前半は、清塚信也がショパンメドレーなどを演奏し、野音を優雅な音色で包んだ。新妻聖子はYOYOKAのドラムとともに「アンパンマンのマーチ」を力強く歌い上げ、岡本知高はその圧倒的な歌声で観客を魅了。岸谷香は「ダイアモンド」などのヒット曲で会場を盛り上げ、KREVAは「恩返し」を手話と共に12年ぶりに披露。最後は全出演者で「Na Na Na」を歌い上げ、ステージと客席が一体となった。
後半は、GLIM SPANKY with YOYOKAの「怒りをくれよ」で幕開け。Eru Matsumotoが米ロサンゼルスから来日し、グラミー賞受賞アルバムから特別アレンジを披露。真心ブラザーズは「ENDLESS SUMMER NUDE」で会場を夏気分に染め、氷川きよし+KIINA.は「きよしのズンドコ節」や「赤いスイートピー」で盛り上げた。そして大トリには甲本ヒロトが登場。「よろしくお願いしまーす!」と叫ぶと観客は総立ちに。「日比谷音楽祭2025、今の野音に笑顔でさよならを言いたい」という亀田とともに選んだ『涙くんさよなら』を披露し、想いの通り会場は笑顔と熱気に包まれ、幕を下ろした。