石破首相、消費減税公約を批判=野田立民代表「給付は愚策」
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2025年06月28日 17:01 時事通信社

石破茂首相(自民党総裁)は28日、静岡県沼津市で講演し、野党各党が参院選公約に掲げる消費税減税について「お金持ちほど減税額が大きい。本当にそれでいいのか。政治家は選挙のためにその時だけ受ける話をすればいいのではない」と批判した。
首相は「消費税は社会保障の大切な財源だ。減税には時間がかかる」とも語った。
一方、立憲民主党の野田佳彦代表は岡山市で記者団に対し、自民が打ち出した国民1人2万円の現金給付について「(野党から)無策と言われたから慌ててつくった愚策。数字の根拠も財源も不明確だ」と酷評。立民の消費減税は財源を明示しているとして「責任ある減税だ」と訴えた。
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