限定公開( 10 )
北九州市八幡東区の皿倉山(622メートル)の山頂付近に4月に設置されたロングスライダーで重傷者が相次いでいた問題で、市は2日、新たに3人が骨折したとの情報が寄せられた、と発表した。骨折などを伴う重傷者の情報は計7人。
新たに寄せられたのは、60代男性、50代女性と年齢不明の男性の計3人。着地時に尾てい骨や左足の甲を骨折したなどと市に申し出た。
これまで市は、スライダー設置当日の4月25日に八幡東区役所の40代男性職員が、5月28日に30代の女性観光客がそれぞれ右足のすねを骨折したことを確認。このほか、2歳児と70代男性から骨折したとの情報が寄せられていた。
市は6月3日からスライダーの利用を停止。対象年齢が6〜12歳で大人が利用する場合はスピード調整に注意が必要など、適正な利用方法が伝わっていなかったとして改善を検討。7月下旬の再開を目指している。【山下智恵】
|
|
|
|
|
|
Copyright(C) 2025 THE MAINICHI NEWSPAPERS. 記事・写真の無断転載を禁じます。
掲載情報の著作権は提供元企業に帰属します。