『劇場版「鬼滅の刃」無限城編 第一章 猗窩座再来』を上映した映画館の様子 (C)ORICON NewS inc. アニメ『鬼滅の刃』の最新作となる劇場版『劇場版「鬼滅の刃」無限城編 第一章 猗窩座再来』が、本日7月18日に全国の劇場で公開された。全国11都道府県24の劇場では、午前0時より世界最速上映され、各劇場完売・満席でSNSでは「最速上映、すごい人です」「最速上映来ました。人、人、人。グッズ並んでるー!」などと大盛り上がりで17日深夜にXでは「最速上映」がトレンド入り。また、各劇場とも本日18日は一日の上映回数が多く、TOHOシネマズ新宿(東京)は40回の上映スケジュールが組まれており、早朝スタートの午前7時の上映回を見るため、こちらも平日の朝から多くのファンが劇場に足を運んでいた。
【画像】見たことない!ブチギレ顔の善逸&しのぶ 『鬼滅の刃』無限城編の場面カット 最速上映が実施された劇場は北海道、宮城、東京、神奈川、愛知、大阪、京都、兵庫、広島、徳島、福岡と全国11都道府県24の劇場で、SNSでは上映前から「宴の時間堪能してきます。楽しみすぎる」「こんな時間に出かけるのが久々すぎて、最速上映もうすぎです」などと興奮。そして上映後は「最速上映見ました。泣いた…」「鬼滅の映画、凄すぎた」など感想の声であふれていた。
早朝は午前7時から上映がスタートする劇場があり、TOHOシネマズ新宿では、全12スクリーンのうち11スクリーンで上映し、午前7時台には4つのスクリーンで上映。その後、一部を除き各スクリーンで数時間おきに上映され、深夜1時5分からの最終上映までに、劇場内で40回上映する。また、TOHOシネマズ日比谷、TOHOシネマズ池袋は1日で31回上映し、新宿地区にある新宿バルト9は18回、新宿ピカデリーは23回と、各地域の劇場でも20〜30回を超える上映回数が目立つ。
この上映数の規模感は2020年公開の『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』(興収404.3億円)と同じで、当時のTOHOシネマズ新宿は公開初日に42回、TOHOシネマズ池袋は32回、新宿バルト9は39回、新宿ピカデリーは22回上映。各地域の劇場でも20〜30回を超える上映回数だった。
そして待望の公開となった劇場版『劇場版「鬼滅の刃」無限城編 第一章 猗窩座再来』の公開初日、TOHOシネマズ新宿では午前7時より上映がスタートしたが、早朝から多くの人が劇場内で待機し、午前7時の上映回はほぼ満席で賑わっていた。
上映前、『鬼滅の刃』の最新作を見るために映画館へ足を運んだ埼玉県在住の20代・男性にお話を聞くと「明日の3連休にあわせて有休をとって見にきました(笑)連載していた時からのファンなので楽しみですが、今、寝不足で寝ないか心配です(笑)」と笑顔。
千葉県在住の30代・男性は「どこまで(物語を)やるのか楽しみです。無限列車編は4回見たので、無限城編も4回見るつもりです」と新作に期待。
都内在住・20代の女性は「お昼から実家へ帰省するのですが、その前に『見ちゃうか!』と勢いでチケットを予約しました。楽しみです」と話してくれた。
『鬼滅の刃』は、2016年2月から20年5月まで『週刊少年ジャンプ』で連載していた人気漫画が原作で、大正時代の人喰い鬼の棲む世界を舞台に、家族を鬼に殺された少年・竈門炭治郎が、鬼になった妹の禰豆子を人間に戻すため<鬼殺隊>へ入隊し、家族を殺した鬼を討つ姿を描いた物語。コミックスの全世界累計発行部数は2億2000万部を突破している。
2019年4月から9月にかけてテレビアニメ「竈門炭治郎 立志編」が放送され、大きな話題となり、『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』が2020年10月に公開。全世界での興行収入は約517億円を突破するなど社会現象となった。
その後、ゲーム化や舞台化もされ、2021年12月にテレビアニメ「遊郭編」、2023年4月に「刀鍛冶の里編」、2024年5月〜6月に「柱稽古編」が放送。そして劇場版『鬼滅の刃 無限城編』が3部作で制作され、『劇場版「鬼滅の刃」 無限城編 第一章 猗窩座再来』では、炭治郎たち“鬼殺隊”が鬼の根城<無限城>を舞台に、宿敵・鬼舞辻無惨、上弦の鬼との最終決戦が描かれる。