
明日25日以降も関東から九州で猛烈な暑さが続き、関東の内陸などで40℃まで上がる日も。また、大気の状態が不安定で、局地的に雷雨や非常に激しい雨。沖縄は台風が立て続けに接近し、雨や風が強い状態が長引く恐れも。
明日25日はさらに猛暑日地点が増える
今日24日は、京都府福知山市で最高気温が39.4℃を観測し、7月の記録を更新しました。また、午後4時30分までに猛暑日(最高気温が35℃以上)になった地点は296で、今年最も多い猛暑日地点数となりました。
明日25日は夏の太平洋高気圧が張り出す見込みです。北海道から九州で強いジリジリとした日差しが照り付けるでしょう。さらに猛暑日が増える恐れがあります。引き続き熱中症に警戒してください。
また午後は気温の上昇とともに大気の状態が不安定になります。局地的に雨や雷雨があるでしょう。内陸では非常に激しく降る所もありそうです。土砂災害などにご注意ください。
沖縄は台風の影響で断続的に雨が降り、警報級の大雨となる恐れもあります。風の強い状態が続くため、強風に十分ご注意ください。
26日(土)以降は関東から九州で体にこたえる暑さが続く 40℃予想も
26日(土)と27日(日)は東北から九州にかけて晴れる見込みです。最高気温は35℃以上の猛暑日が続く所が多いでしょう。北海道は西から低気圧が近づき、曇りや雨となりそうです。記録的な暑さは落ち着くでしょう。
28日(月)以降は北海道から九州にかけて、強い日差しが照り付ける見込みです。関東から九州は連日の猛暑日。特に28日(月)と29日(火)は体温以上の危険な暑さになるでしょう。群馬県太田市、群馬県館林市、岐阜県岐阜市など、内陸では40℃くらいまで上がる所もありそうです。炎天下での外出や運動は避け、できるだけ涼しい室内でお過ごしください。
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熱中症の応急処置
熱中症は、できるだけ予防したいものですが、万が一、症状が疑われる場合は、次のような応急処置が必要です。
まずは、涼しい場所へ移動しましょう。冷房の効いた部屋や、屋外では風通しのよい日陰で、できるだけ早く、体を冷やしてください。
衣服を緩めて、体から熱を逃がしましょう。体温を下げるためには、冷やした水のペットボトル、氷枕などを使って、両側の首筋や、わきの下、足の付け根を冷やすと効果的に体温を下げることができます。
水分と塩分を補給しましょう。冷たい水を、自分で持って飲んでもらうと、体にこもった熱を奪うだけでなく、水分補給もできます。また、経口補水液やスポーツドリンクを飲めば、汗で失われた塩分も適切に補えます。
ただ、吐き気を訴えたり、意識がなかったりするなど、自分で水分を摂ることができない場合は、口から水分を補給するのは禁物です。すぐに病院へ運んでください。
沖縄は台風の接近で雨風強まる 影響が長引く恐れも
沖縄は26日(土)にかけて台風7号と台風8号の影響を受けるでしょう。
台風7号は、今日24日午後3時には宮古島の東にあって、1時間におよそ15キロの速さで北北西へ進んでいます。
このあと台風7号はを勢力を維持しながら沖縄の南を北西へ進み、25日にかけて沖縄本島地方に接近する見込みです。沖縄は25日にかけて雨や風が強く、荒れた天気が続くでしょう。土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水に十分注意してください。
また、台風7号が沖縄から離れた後も、立て続けに台風8号が26日(土)にかけて沖縄に接近すると見通しです。再び風が強まり、台風の影響が長引く恐れがあります。最新の台風情報を確認し、こちらの方面に旅行の予定がある方は、予定の見直しなどを検討してください。
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