山田孝之、ムロツヨシ&佐藤二朗と幕末へ『新解釈・幕末伝』桂小五郎役で参戦 「レベルアップ寸前」の競演

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2025年07月25日 05:00  ORICON NEWS

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桂小五郎役で山田孝之が出演=映画『新解釈・幕末伝』12月19日公開決定 (C)2025 映画「新解釈・幕末伝」製作委員会
 俳優・山田孝之が、福田雄一監督の劇場最新作『新解釈・幕末伝』(12月19日公開)に出演することが発表された。本作でダブル主演を務めるムロツヨシ(坂本龍馬役)と佐藤二朗(西郷隆盛役)に続き、福田組の“第三の柱”とも言える山田が、桂小五郎役で参戦する。解禁された新ビジュアルでは、坂本龍馬、西郷隆盛、桂小五郎の3人が「日本の夜明け」を見据え、未来への決意を胸に凛々しく並び立つ姿が描かれている。

【画像】8月下旬発表予定のキャストの“顔隠し” ビジュアル

 本作は、福田監督にとって記念すべき劇場映画20作目。「幕末」と呼ばれる激動の時代――ペリー来航、尊王攘夷、新選組、薩長同盟など、数々の歴史的事件が起きたこの時代を、「知っているようで実はよく知らない」視点から、福田監督ならではの“新解釈”で描く歴史コメディ。

 これまで、ドラマ『勇者ヨシヒコ』シリーズ、映画『50回目のファーストキス』(2018年)、映画『新解釈・三國志』(20年)など、福田作品には欠かせない存在として活躍してきた山田。本作では、“逃げの小五郎”の異名を持ちながらも、未来の日本のために奔走した長州藩士・桂小五郎を演じる。坂本龍馬や西郷隆盛とともに、薩長同盟の成立に尽力するなど、幕末を動かした重要人物の一人だ。

 福田監督の初長編作『大洗にも星はふるなり』(2009年)以来、ムロ、佐藤、山田の3人は共演を重ね、信頼関係を築いてきた。そんな3人が、福田監督の“劇場映画20作目”という節目に再集結し、幕末の鍵を握る人物を演じるという、この上ないキャスティングが実現した。

 山田は今回の出演について、「何かできることがあれば」という気持ちで挑んだという山田。「『大洗にも星はふるなり』で初めてご一緒してから16年、たくさんの福田監督作品に携わらせていただき、多くを失い、そろそろ何か少しだけ得られそうな兆しが見えるかもしれないタイミングの作品です。これまでムロさんとも二朗さんともたくさんお話しさせていただく機会があり、偉大な先輩たちからもそろそろなんだかほんの少しだけ勉強させていただける機会が近づいてきたと虫が知らせてきそうです。レベルアップ寸前の雰囲気を楽しんでもらえたらうれしいかもしれません」と、独特のユーモアを交えてコメント。

 特に注目されるのが、“薩長同盟”の場面で繰り広げられる3人の対話劇。全員が「撮影前にプレッシャーを感じていた」と語るほどの重厚なシーンで、福田監督作品の中でも“喜劇の限界”に挑むかのような、圧巻の演技が期待される。

 さらに、ムロ、佐藤、山田に続くキャスト13人の“顔隠し”ビジュアルも到着。フレッシュな若手から名バイプレイヤー、実力派のベテラン俳優まで、超豪華な出演陣が集結。どの俳優がどんな歴史的人物を演じるのか――全キャストの発表は8月下旬予定とのこと。続報を楽しみに待ちたい。

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  • 山田孝之は、エリザベスだろ?(それは『銀魂』)
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