なすなかにし那須晃行 脳梗塞から言語障害のリハビリ 約2年ぶり漫才「80%はいってるかな」

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2025年10月27日 06:00  日刊スポーツ

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お笑いライブ「松竹秋の大笑宴祭〜若手もベテランも汗かきます〜」東京公演で取材に応じた中西茂樹(左)と那須晃行(撮影・川田和博)

お笑いコンビ、なすなかにしが26日、都内で、お笑いライブ「松竹秋の大笑宴祭〜若手もベテランも汗かきます〜」東京公演に出席した。


那須晃行(44)は23年12月、脳梗塞で緊急カテーテル手術を受け、24年4月に約4カ月ぶりに仕事復帰。同年6月に出演したフジテレビ系「有吉くんの正直さんぽ」では、言語障害のリハビリ中であることを報告。今月19日に行われた大阪公演では、約2年ぶりの舞台漫才復帰を果たしていた。


公演前に取材に応じた那須は「体調は全然元気だったけど、漫才が久しぶりで緊張した」と2年ぶりの漫才を振り返った。「本当に漫才ができるようになったどうかは分からないけど、相方が隣にいたので頑張れました、僕」と話すと、一同は「ここで倒置法!?」とほほ笑んだ。相方の中西茂樹(48)は「まずは取材陣の皆さん、褒めて欲しいということです!」とした。


「2年間全然漫才をやっていなかったので、ちょっと変な緊張感がありました」と続け、「那須君が本調子じゃないだろうからと、その辺を気にかけながらやろうと思ったら、結果、僕の方が走りすぎてスベりました」という。「終わってから、アメリカザリガニさんから『もうちょっとゆっくりでもいいぞ』って、アドバイスをもらいました」と笑った。


アメリカザリガニ平井善之(52)は「我々がなすなかの前の出番で、彼ら5分の持ち時間を10分やっていた」と告白。「10分やればね。何の心配もないわけですよ! 怒りとうれしさが入り交じりました」と複雑な心境だった。


中西は那須が倒れていた間、「全部の仕事を、(ピン芸人の)カナイ君が僕と一緒にやってくれた」と紹介。だが、「富山でレギュラーをやらせてもらっていて、カナイ君の人気が出てしまいまして…」とすると、「那須って書いたウチワとカナイって書いたものが作られていて、私だけなくなっていた」とすると、「今のうちにつぶしておかないとなって」と話し、笑わせた。


回復度を聞かれた那須は「瞬発力は衰えている」としたが「80%はいってるかな」と手応えを語った。「でも、当時の方が面白いです」と続けると、中西は「僕は当時の方が面白かったです」とかぶせ、笑いを誘った。


「全部考えてくれるのは相方なんですけど、漫才の回数が増えればね」とした那須に、中西は「1回休むことでお客さんが温かい空気に変わりましたね」とし、「ウケやすくなったので、もう1度休むと思います。ブーストがかかるので!」とかぶせ、爆笑をかっさらった。


この日、MCを担当しつつ、19日の大阪公演に続き漫才も披露した。

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