12日〜13日は今季一番強い寒気が襲来 札幌では真冬日予想 東京では空気乾燥続く

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2025年12月07日 04:32  日本気象協会

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この先は北海道や東北には周期的に強い寒気が流れ込み、凍てつくような寒さの日もあるでしょう。師走で忙しい時期に寒さで体調を崩さないようにご注意ください。太平洋側では晴れる日が多く、空気の乾燥が続きそうです。

1週目(8日〜14日):日本海側は雨や雪が続く 太平洋側は冬晴れ

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12月も1週間ほど過ぎましたが、年末に向けてさらに忙しくなっていきます。気になる天気や寒さを日ごとに詳しく見ていきます。

明日8日(月)は、西日本と東日本は高気圧に覆われますが、北日本を気圧の谷が通過するでしょう。北海道から東北の日本海側や北陸では所々で雨や雪が降りそうです。大気の状態が不安定になるため、一部では雷を伴って降り方が強まることもあるでしょう。そのほかの地域では、広く晴れる見通しです。

明後日9日(火)から12日(金)にかけては、移動性の高気圧に本州付近は広く覆われるでしょう。ただ、北日本を気圧の谷が10日(水)〜11日(木)にかけて通過し、その後は強い寒気が流れ込む見通しです。そのため、北海道から東北の日本海側や北陸では雨や雪の降る日が多いでしょう。強い寒気の影響で大雪やふぶきになる所もありそうです。交通機関が乱れたりすることもありますのでご注意ください。

北海道から東北の太平洋側や関東甲信から九州にかけては、晴れる所は多くなりますが、雪雲や雨雲が流れ込む所はあるでしょう。

最高気温は、変化の大きい一週間となりそうです。11日(木)にかけては、平年を上回る所が多くなるでしょう。12日(金)はガクッと気温が下がり、全国的に厳しい寒さとなる見通しです。札幌の最高気温はマイナス3℃と真冬日(一日を通して気温は0℃未満)になるでしょう。仙台は3℃、新潟は5℃、東京や名古屋、大阪は11℃、福岡は15℃と、各地で寒くなりそうです。東京は13日(土)も気温が低く、9℃の予想です。

13日と14日は太平洋側で久しぶりの雨

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13日(土)になると、強い寒気は日本の東に離れるでしょう。代わって大陸からは低気圧や前線が近づき、もう一つの低気圧や前線が本州の南岸付近を進む予想です。

西から天気が下り坂で、夜になると西日本と東日本の広い範囲で雨が降るでしょう。太平洋側ではまとまった雨になる所や風が強まる所もありそうです。標高の高い所は雪が降るかもしれません。

14日(日)になると、雨の範囲が北日本や東〜西日本の日本海側に移るでしょう。北海道や東北では荒れた天気になる所もありそうです。また、最初雨だった所も雪に徐々に変わる見通しです。湿った雪と強い風によって、電線などに着雪することも予想されます。停電の恐れもありますので、懐中電灯や電気を使わない暖房の準備を進めておきましょう。

2週目(15日〜20日):年末年始の準備が進む陽気

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12月後半に入っても、西高東低の冬型の気圧配置が続くでしょう。北海道や東北の日本海側や北陸を中心に寒気の影響を受けそうです。札幌や新潟は雲が多く、雨や雪の降る日があるでしょう。札幌は雪を予想している日は少ないですが、複数ある予想モデルの中には、強い寒気が北海道付近に南下して、大雪や猛吹雪を予想しているものもあります。まだ、先のことですので最新の予報を確認するようにしましょう。

仙台や東京、名古屋、大阪、福岡では、18日(木)にかけておおむね晴れる見通しです。空気の乾燥が続くため、火の取り扱いにはご注意ください。

19日(金)から20日(土)にかけては、低気圧や前線が日本列島を通過し、太平洋側でも雨が降るでしょう。低気圧が進むコースや発達具合によっては雨や風が強まることもありそうです。

最高気温は札幌で2℃〜3℃と、この時期らしい寒さとなるでしょう。仙台や新潟は16日(火)にかけて10℃に届かず、震える寒さとなりそうです。18日(木)以降は10℃以上の予想です。東京は12℃〜15℃ほど、名古屋と大阪は15℃前後の日が多いでしょう。福岡は17℃〜18℃くらいの日が多い予想です。昼間は日差しに温もりを感じることが出来、大掃除やお正月の準備をするにも良さそうです。ただ、朝晩の冷え込みは強く、昼間の時間もどんどん短くなっています。寒さで体調を崩さないようにご注意ください。

このニュースに関するつぶやき

  • 何日かおきに、「今年一番の寒さ」が更新されていくんだろうな。
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