限定公開( 6 )

寒い時期になると、コンビニでも手軽に買える身近な「おでん」が恋しくなりますね。
ひとくちに「おでん」と言っても、具材は地域ごとに特色が違います。だいこんや卵などの定番はもちろん、トマトやチーズといった変わり種、さらにはご当地ならではのおでん……。色々ありますが、あなたが好きなのはなんですか?
おでんの具と聞いて最初に思い浮かぶのは、だいこん、こんにゃく、卵といった、全国的にも定番の具材たちではないでしょうか。はんぺん、もち巾着、ほかにも色々ありますね。筆者は特にだいこんが好きです! ダシのしみた熱々のだいこん、あのなんともいえないおいしさがたまりません。
はんぺん、ちくわといった練り物も定番ですね。すり身にごぼうを入れたごぼう巻きや、ひとくちサイズのすり身の団子「ボール」なども、好きな人は多いのでは?
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牛すじやつくねといった肉系の具材も定番。近年ではウインナーも子どもに人気の具として広く知られています。
おでんは、地域によって具材やだし、味付けが異なります。
関東では、小麦粉で作られる「ちくわぶ」や、魚のすり身を使った「すじ」などが入ります。昆布、かつお節のだしとしょうゆをベースに、濃い色のつゆで煮込むのが特徴です。
一方、関西では、やわらかく煮込んだタコや、鯨肉の一種である「さえずり」など、関東ではあまり見かけない具材も。今では全国で見かける牛すじも、もともとは関西の定番でした。京都では湯葉や聖護院大根など、京野菜を使ったおでんもよく見られます。
都道府県ごとに見ていきますと、たとえば静岡おでんは、黒はんぺんやなると巻きなどを、黒い濃いめのつゆで煮込むのが特徴。イワシやカツオの魚粉と青のりを合わせた“だし粉”をかけて食べるスタイルもよく知られています。
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また石川県の金沢おでんは、カニの甲羅にカニの身を詰めた 「かに面」や、バイ貝といった海産物が入ります。海の恵みをふんだんに使った、金沢ならではのおでんですね。
このほかにも、全国各地には個性豊かなおでんが多数あります。この時期、旅行先でその土地ならではのおでんを味わってみるのも、楽しそうですね!
いつものおでんに変化をつけたい! そんな時には変わり種の具材を試してみるのもひとつのアイデアかもしれません。ほんの一部ですが、紹介します!
トマト
湯むきしたトマトを丸ごと入れます。煮崩れを防ぐため、仕上げに加えるのがおすすめ。ダシのしみたトマトはさっぱりしてジューシー! 少し煮込むと、つゆ全体にトマトの風味が広がって、また違った味わいを楽しめます。
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カマンベールチーズ
丸ごとつゆに入れると、だしにクリーミーな風味が加わり、コクのある味わいに。溶けたチーズに他の具材を絡ませて食べるのもおすすめです。
たこ焼き
生地にダシを使うたこ焼きは、おでんとの相性が抜群。崩れないように、最後の方に入れましょう。
アボカド
コクのあるとろっとした食感が楽しめる新感覚のおでんに早変わり! 煮込みすぎると苦味が出たり変色したりしてしまうので、食べる直前に入れましょう。
なじみ深い料理である「おでん」には、さまざまな食材を受け入れる懐の深さを感じます。みなさんはどんな具材を入れて楽しんでいますか?
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