衆院予算委員会で2025年度補正予算案が可決され、一礼する高市早苗首相(中央)ら=11日午後、国会内 高市政権初の総合経済対策の裏付けとなる2025年度補正予算案は11日夕、自民党、日本維新の会などの賛成多数で衆院本会議で可決され、参院に送付される見通しだ。国民民主党はガソリン税の暫定税率が廃止されることなどを評価して賛成する。公明党も11日の党会合で賛成を決めた。
補正予算案は11日昼すぎ、衆院予算委員会で可決された。立憲民主党と公明は中低所得層への支援が十分ではないなどとして組み替え動議を共同で提出。れいわ新選組なども個別に動議を出したが、いずれも反対多数で否決された。

衆院予算委員会で答弁する高市早苗首相=11日午前、国会内