柏崎6号機、20日の再稼働見送り=制御棒試験での不具合受け―東電
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2026年01月19日 17:01 時事通信社

記者会見する東京電力柏崎刈羽原発の菊川浩ユニット所長=19日午後、新潟県刈羽村 東京電力は19日、柏崎刈羽原発6号機(新潟県)の再稼働について、20日の予定を延期すると発表した。原子炉の核分裂反応を抑える制御棒の引き抜き試験で不具合が判明したため。新しい日程は明らかにしていないが、残る作業は1、2日で終える見通し。来月26日としている営業運転の開始予定日などについても今後精査する。
不具合はすでに解消されており安全上、重大な問題ではないという。ただ、19日に会見した同原発の菊川浩ユニット所長は「是認できる話ではない」とした上で、「気付いたことがあれば情報共有して対応することを愚直に繰り返すだけだ」と話した。
東電によると、柏崎6号機で17日、制御棒の引き抜き試験を行っていたところ、意図していない組み合わせの引き抜きを防止する警報が出ない不具合を確認。調査の結果、引き抜き防止機能の設定に誤りがあると判明した。正しい設定に直し、不具合は18日に解消した。
1996年の6号機運転開始当初から設定が誤っていた可能性があり、データ上では計88件に上った。現在、計205本ある制御棒を実際に1本ずつ引き抜いて不具合の有無を確認している。
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